一般財団法人環境イノベーション情報機構
水俣・福岡展サポーター会議
水俣フォーラムは博多駅ビルの9Fホールを会場として来年5月、水俣展を開催することになりました。九州では2001年の水俣市以来、12年ぶり2度目の開催です。
昨年の3月11日以来「水俣がこれからを考える手がかりになる」との指摘が様々なシーンでなされています。一方、水俣病事件に目をこらせば、「あたう限りの救済」をうたった特措法に基づく申請を政府は7月に締め切りましたが、潜在的な被害者がまだまだ存在することは間違いなく、またしてもその場しのぎの繕いを重ねただけではないかと思えてなりません。
福岡県にもこの半世紀の間に不知火海沿岸で生まれ育った人がたくさん移住していますから、中には水俣病の症状をかかえながら、水俣病について正確に知らされることもなく、これを隠して暮らす人が多数にのぼると考えられます。また、この国に生きる者すべてがチッソや政府を通して水俣病発生看過の恩恵に浴してきたという事実を改めて見つめ直すべき時を迎えています。「水俣・福岡展」の開催には、そんな大きな意味があるのではないかと考え、一昨年より会場探しを進め今に至ることができました。
そこで、水俣から患者さんも招いて準備のための初会合を開催することにいたしました。お知り合いの方をお誘いあわせの上、ぜひともご参加ください。
日時 ● 2012年9月14日(金)午後6時30分〜8時30分
会場 ● 福岡朝日ビル 地下1階15号会議室(100席)
福岡市博多区博多駅前2-1-1 TEL:092-431-1228
交通 ● JR・地下鉄「博多駅」博多口より徒歩2分
講演 ● 水俣病患者・緒方正実さんのお話(水俣病患者、熊本県水俣市在住)
参加者自己紹介、水俣・福岡展開催準備の説明、今後の準備とスケジュール
参加費 ● 無料(事前申込不要)
主催・お問合せ ● 認定NPO法人 水俣フォーラム
〒169-0075 新宿区高田馬場1-34-12-401
TEL:03-3208-3051 FAX:03-3208-3052 mf1997@minamata-f.com
【登録日】2012.08.27