一般財団法人環境イノベーション情報機構
紫外可視光変換材料における基礎・メカニズムと応用展開
〜波長変換材料として生命から電子材料まで多様化する用途への展開〜
★太陽光発電の波長変換材料、紫外線防止材料など、有望な材料へ応用が期待される「紫外可視光変換材料」を知る!
★窓用材料、プリント・インク材料、バイオテクノロジー、発想の変換×拡大する用途の可能性として、どう使いこなすことができるのか?
★紫外紫外光変換、紫外可視光変換における変換機構を学び、自社製品へと活用する!
【講 師】
秋田大学大学院 工学資源学研究科 講師 博士(理学) 辻内 裕 氏
【会 場】
東京中央区立産業会館 4F 第1集会室【東京・中央区】
都営浅草線 東日本橋駅 浅草橋・押上方面より B3出口 4分
都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由 B4出口 5分
【日 時】平成24年8月31日(金) 11:00-16:00
【参加費】
【早期割引価格】】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※8月17日を過ぎると【定価】1社2名につき49,350円(税込、テキスト費用を含む)
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2879
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【講演主旨】
光エネルギー伝播とそのたどり着いた先で起きている生命現象の相関について考察を始め、最先端の光活用技術における波長変換の効率の問題へ、考察を進めていく。現代の物理学の発端をよく振り返るとそこには生命現象の機構解明の営みがあること、バイオテクノロジーの最前線をよく観ることで今日の技術革新のうねりに呑まれない稀少金属を使用しない新鮮な方法論が見出せること等について、「変換」をキーワードにして解説いたします。
【キーワード】
1.紫外可視光変換
【プログラム】
1 光生命変換
1.1 光と生命に関する考察
1.1.1 光エネルギー
1.1.2 生命を生かす光
1.1.3 蛋白質による多様性
1.1.4 光を求める生命
1.2 有機色素と視覚に関する考察
1.2.1 レチノイド系色素
1.2.2 アントシアニン系色素
1.2.3 視覚における色素の役割
1.3 色素蛋白質の高次機能に関する考察
1.3.1 色素蛋白質
1.3.2 人工系からの機能研究
1.3.3 レチノイド系色素分子薄膜と半導体薄膜
1.3.4 レチノイド系色素分子とペプチドの複合薄膜と半導体薄膜
2 紫外紫外光変換
2.1 有機分子による発光
2.1.1 化学エネルギーを光エネルギーに
2.1.2 電気エネルギーを光エネルギーに
2.1.3 光エネルギーを光エネルギーに
2.2 分子間光エネルギー移動
2.2.1 フェルスター機構
2.2.2 光吸収と放射
2.3 4-ヒドロキシクマリン
2.3.1 4-ヒドロキシクマリンの光吸収と発光
2.3.2 難水溶性分子の4-ヒドロキシクマリン
2.3.3 アミノ酸ベースの物質合成と得られた新規蛍光性材料
3 紫外可視光変換
3.1 紫外線吸収可視発光材料
3.2 可視発光波長の長波長化の可能性
3.3 紫外線吸収可視発光材料の樹脂塗料への分散と固体化
4. 光電気エネルギー変換
4.1 紫外可視光変換材料の光電池への応用
4.2 応用部位
4.2.1 封止材料
4.2.2 表面コーティング材料
4.3 実験室での段階的検討
4.4 (紫外線+可視光線+赤外線)源による検討
4.5 紫外線劣化防止の検討
5. 発想の変換×拡大する用途可能性
5.1 窓
5.2 照明
5.3 化粧品
5.4 インク一般
5.5 最先端プリントテクノロジー
5.6 最先端アグリ・バイオテクノロジー
5.7 その他
6. おわりに
6.1 まとめ
6.2 今後の展望
【質疑応答 名刺交換】
【登録日】2012.07.20