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イベント情報断熱材の開発と熱伝導率測定および難燃化・不燃化に向けた取り組み

断熱材の開発と熱伝導率測定および難燃化・不燃化に向けた取り組み

【カテゴリ】 エネルギー 省エネルギー

【開催日】2012.08.29

【開催地】東京都


〜ナノ粒子断熱材・有機発泡断熱材・住宅の断熱性能評価〜

★燃えにくい・燃えない断熱材をつくるには!?有機系断熱材で問題となる難燃化・不燃化に向けた取り組み!
★住宅に適した断熱材とは!?住宅の断熱性評価から見えてくる断熱材の要求特性とは!?!?


【講 師】
第1部 ニチアス梶@研究開発部門 主任研究員 様
第2部 旭有機材工業(株) 技術顧問 稲冨 茂樹 氏
第3部 (一財)試験研究センター 建築物理部 環境試験室 室長 博士(工学) 小南 和也 氏

【会 場】
東京中央区立産業会館  4F 第1集会室【東京・中央区】
都営浅草線 東日本橋駅 浅草橋・押上方面より B3出口 4分
都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由  B4出口 5分

【日 時】平成24年8月29日(水) 11:00-16:00

【参加費】
【早期割引価格】】1社2名まで52,500円(税込、テキスト費用を含む)

※8月16日を過ぎると【定価】1社2名につき55,650円(税込、テキスト費用を含む)

詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2876

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第1部 断熱材の熱伝導率測定と高強度・低熱伝導率断熱材の開発
【11:00-12:15】

講師:ニチアス(株) 研究開発部門 主任研究員 様

【講座の趣旨】
 断熱材の熱伝導率測定技術の現状と、各種測定法(保護熱板法、熱流計法、非定常熱線法、円筒法、周期加熱法など)の特徴と使用上の注意点について述べる。また、熱伝導率を固体、ふく射、気体に寄与する成分に分離し、その結果から断熱材内部におけるふく射の減衰係数や、内部構造の推定などについて話す。さらに、現在注目を集めているナノ粒子を用いた高性能断熱材について、低熱伝導率と高強度を両立させたメカニズム、および低熱伝導率を活かした使用方法について述べる。

【プログラム】
1.断熱材開発と熱伝導率測定の現状
 1-1 近年の断熱材開発
 1-2 熱伝導率測定技術の現状

2.熱伝導率測定方法-原理と実際-
 2-1 保護熱板法、熱流計法、非定常熱線法、円筒法、周期加熱法
 2-2 異なる測定方法の比較
 2-3 試験体の種類にあわせた測定方法の選択

3.熱伝導率から何がわかる
 3-1 断熱材の熱伝導率推定式:固体、ふく射、気体の分離
 3-2 熱伝導率からふく射の減衰係数を推定
 3-3 内部構造の推定

4. ナノ粒子を用いた高性能断熱材
 4-1 内部構造
 4-2 熱的特性:低熱伝導率のメカニズム
 4-3 強度・加工性
 4-4 低熱伝導率を活かす使用方法

【質疑応答 名刺交換】

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第2部 フェノール系断熱材の種類用途と開発動向

【13:15-14:30】

講師:旭有機材工業(株) 技術顧問 稲冨 茂樹 氏

【講座の趣旨】
 電力状況が芳しくない昨今、省エネルギー観点から住宅断熱材料は益々の注目を浴びている。軽量で優れた断熱と耐燃焼性を有するフェノール系断熱材料について、その歴史と今後の動向について解説する。

【プログラム】
1.フェノール樹脂の基礎
 1-1 ノボラック樹脂
 1-2 レゾール樹脂
 1-3 フェノール樹脂の用途概論

2.フェノール樹脂が係る断熱材料
 2-1 無機系断熱材料用接着剤
 2-2 発泡フェノール樹脂系有機断熱材料
 2-3 アブレーシブ材料

3.発泡用フェノール樹脂
 3-1 ノボッラク樹脂/窒素化合物系発泡断熱材料
 3-2 レゾール樹脂/酸硬化剤系発泡断熱材料
 3-3 レゾール樹脂/イソシアネート系発泡断熱材料
 3-4 活花剣山用レゾール/酸硬化系発泡体

4.フェノール樹脂発泡断熱材料の特徴
4-1 無機系と有機系断熱材料の比較
4-2 有機系発泡断熱材料におけるフェノール系の特徴
 4-3 フェノール系発泡断熱材における不燃化へのアプローチ

5.今後の動向とまとめ

 【質疑応答 名刺交換】

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第3部 住宅における断熱・遮熱性能の評価と材料特性
【14:45-16:00】

講師:(一財)試験研究センター 建築物理部 環境試験室 室長 博士(工学) 小南 和也 氏


【講座の趣旨】
 昨今のヒートアイランド現象の緩和や節電にともなう夏季の冷房エネルギー削減のために、遮熱材の普及が目覚ましい。しかしその一方で断熱と遮熱を混同して用いられている事例も見受けられ、より正しい情報提供が求められている。住宅における省エネルギー化・快適性を推進するうえでは躯体の断熱と開口部の遮熱が基本であり、それらに用いられる各種材料の特性及び評価方法を把握することは非常に重要である。今回は、断熱材及び遮熱材についての特性や評価方法を紹介し、改めて正しい断熱と遮熱の知識について説明します。


【プログラム】
1.はじめに
 1-1 断熱性能とは
 1-2 断熱材の種類
 1-3 遮熱性能とは
 1-4 遮熱材の種類

2.断熱性能評価
 2-1 断熱材の特性
 2-2 構造体としての断熱性能評価
 2-3 開口部の断熱性能評価
 2-4 住宅としての断熱性能評価
 2-5 断熱性能評価事例

3.遮熱性能評価
 3-1 遮熱材の特性
 3-2 構造体としての遮熱性能評価
 3-3 開口部の遮熱性能評価
 3-4 遮熱性能評価事例

4.まとめ

 【質疑応答 名刺交換】

【登録日】2012.07.20

登録者情報

【登録日】 2012.07.20

【登録者】&Tech

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