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イベント情報遮熱塗料(高反射塗料)の開発・評価と規格動向・採用事例

遮熱塗料(高反射塗料)の開発・評価と規格動向・採用事例

【カテゴリ】 エネルギー 省エネルギー

【開催日】2012.08.27

【開催地】神奈川県


〜黒色顔料・遮熱効果の検証・JIS規格・住宅・道路への展開・耐候性〜

★省エネルギー化への社会の動きにあわせ、市場の伸びをみせる遮熱塗料の今後の動向とは!?JIS規格化にともなう動向を探る!
☆耐候性と遮熱性能の両立と性能評価!


【講 師】
第1部 日本ペイント株式会社 工業用塗料事業本部 遮熱G ご担当者様

第2部 東洋アルミニウム(株) コアテクノロジーセンター 研究開発室 ご担当者様 

第3部 明治大学 理工学部 建築学科 教授 博士(工学) 酒井 孝司 氏

第4部 独立行政法人建築研究所 材料研究グループ 交流研究員 様(ロックペイント株式会社)

【会 場】
川崎市国際交流センター 第4会議室 【神奈川・川崎】

【日 時】平成24年8月27日(月) 11:00-16:30

【参加費】
【早期割引価格】】1社2名まで56,700円(税込、テキスト費用を含む)

※8月16日を過ぎると【定価】1社2名につき59,850円(税込、テキスト費用を含む)

詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2877

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第1部 高反射塗料の効果と近年の動向(規格化等)紹介
【11:00〜12:00】

講師:日本ペイント株式会社 工業用塗料事業本部 遮熱G ご担当者様

【プログラム】
1.高反射塗料原理

2.官庁、自治体の取り組み

3.規格化

4.効果測定方法

5.塗料設計の考え方

6.施工管理の意味合い

7.効果事例

8.道路への展開

9.その他用途への展開


【質疑応答 名刺交換】

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第2部 黒色顔料の遮熱性能の向上とその評価
【12:50〜13:35】

講師:東洋アルミニウム(株) コアテクノロジーセンター 研究開発室 ご担当者様 

【講演主旨】
金属顔料の基本的性質と用途について概説し、その遮熱塗料用としての応用について、新規顔料の紹介も含め、提案する。

【プログラム】
1.金属顔料の基本的性質
 1-1 金属顔料の種類と用途
 1-2 金属顔料の基本的性質

2.金属顔料の遮熱塗料としての応用
 2-1遮熱塗料の構成
 2-2遮熱塗料用顔料について
 2-3金属顔料の反射特性
 2-4新規遮熱顔料について

3.まとめ


【質疑応答 名刺交換】

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第3部 遮熱塗料によるヒートアイランド緩和効果と性能検証
【13:45〜15:00】

講師:明治大学 理工学部 建築学科 教授 博士(工学) 酒井 孝司 氏


【講演主旨】
 東京における熱帯夜の日数は,第二次大戦後頃を境に増加し続けている。原因はヒートアイランド現象といわれており,地表面や建物からの放熱を低減することが急務となっている。地表面の高温化を緩和する方法として,緑化などのような主として蒸散作用を利用する方法と,遮熱塗料のような表面の日射吸収を低減する方法がある。これらの技術は,クールルーフと呼ばれている。本講演では,これまでの研究を基に,遮熱塗料のヒートアイランド現象緩和効果や日射遮蔽効果と性能検証方法について述べる。

【プログラム】

1.ヒートアイランド現象
 1-1 ヒートアイランド現象のメカニズム
 1-2 各種緩和手法について

2.遮熱塗料
 2-1 遮熱塗料の特徴
 2-2 遮熱塗料の性能評価

3.性能確認実験
 3-1 模型実験による表面温度低減効果の確認
 3-2 屋上緑化との比較実験
 3-3 遮熱舗装のヒートアイランド緩和効果の実測

4.冷房負荷削減効果のシミュレーション
4-1 解析概要
4-2 遮熱塗料の冷房負荷削減効果

5.遮熱塗料施工面の性能評価方法
 5-1 施工面測定の必要性
5-2 施工面測定法としての二点校正法の提案
5-3 二点校正法の測定精度
5-4 今後の課題

【質疑応答 名刺交換】

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第4部 高日射反射率塗料の動向、JIS化と遮熱効果の検証について
【15:15〜16:30】

講師:独立行政法人建築研究所 材料研究グループ 交流研究員 様
   (ロックペイント株式会社)

【講演主旨】
ここ数年ヒートアイランド現象による夏場の都心部の気温上昇が問題となっている。また最近では震災の影響もあり、節電対策が行われている中、塗料、仕上材業界においては、数年前から需要が拡大している高日射反射率塗料が夏季の省エネ対策として期待されている。高日射反射率塗料は太陽光のうち熱に関与するといわれている近赤外線を塗膜表面で反射させる高機能性塗料である。
規格については、2008年9月に高日射反射率塗料の効果を評価する手法としてJIS K 5602「塗膜の日射反射率の求め方」、さらに2010年7月には製品規格であるJIS K 5675 屋根用高日射反射率塗料が制定された。
また各省庁、東京都や大阪府を代表とする各自治体についても、様々な対策に取り組んでいるのが現状である。
本稿では、高日射反射率塗料について動向と遮熱効果の検証について述べる。

【プログラム】

1.遮熱塗料の動向について
 1.1 国の対策
 1.2 塗料、仕上材業界、規格化の動向

2.遮熱塗料の原理について
 2.1 太陽光線について
 2.2 高日射反射率塗料の手法
 2.3 熱遮蔽(断熱)塗料の手法

3.各種実験結果について (独立行政法人建築研究所にて)
 3.1 日射反射率の算出、実測値との相関ボックスを用いた実験
 3.2 戸建住宅を想定した長屋実験棟 
   高日射反射率塗料性能確認実験、エアコン稼働実験
 3.3 耐候性試験の結果
   促進耐候性、屋外暴露試験結果、遮熱性能の経年による変化

4.今後の課題、最近のトピックス
 4.1 高日射反射率塗料の普及活動
 4.2 コストパフォーマンス
 4.3 その他のトピックス

【質疑応答】

【登録日】2012.07.20

登録者情報

【登録日】 2012.07.20

【登録者】&Tech

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