一般財団法人環境イノベーション情報機構
市民による食品の放射能測定交流会(1)
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「放射能不検出」という検査表示をみて、本当に安心して食品を売り買いできているでしょうか? 不検出とはどういうことか? 検査は正しく行われているのか、信頼できる検査態勢になっているのか。不安はつきません。
4月1日から食品中の放射性セシウムの新基準値が適用されました。魚や野菜などの「一般食品」は100Bq/kgに引き下げられるなど国の基準が厳しくなったことは喜ばしいことですが、逆に、食品の放射能測定の現場において以前の10分の1程度まで測定する精度が要求されるようになりました。
3.11以降、市民有志による食品の放射能測定所が全国各地に設立され、いま80箇所程度が活動しています。
新基準への対応とともに、本当に検査結果に安心できるような検査態勢をつくり、検査精度をあげるために、市民測定所の交流会を行い、測定結果の分析や異常値の見分け方など実際の専門家がどのようにおこなっているか、日頃から放射能測定に関する悩み相談やノウハウの共有、スキルアップを図っていきたいと思います。また、測定精度の標準化についても取り組んでいく考えです。
対象は、現在、市民測定所で食品測定をおこなっている団体、または立ち上げ準備をされている団体の方。どのように検査されているのか知りたいという一般の方も参加可能です。
日 時: 2012年7月21日(土) 14:00〜17:00
会 場: 大竹財団会議室
東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11F
講 師: 小泉 好延さん(市民エネルギー研究所、元東京大学アイソトープ総合センター助手)
参加費: 500円
対 象: ・市民測定所スタッフ(定員14名)
・一般(定員10名)
※ 当日参加不可・要予約。
主 催: (財)大竹財団、市民エネルギー研究所
協 力: たんぽぽ舎
<お問い合わせ>
財団法人大竹財団 Tel 03-3272-3900
http://ohdake-foundation.org
【登録日】2012.07.12