一般財団法人環境イノベーション情報機構
緊急!「中国&アジアWEEE/RoHSセミナー」
緊急!
「中国&アジアWEEE/RoHSセミナー」開催
参加お申込み、受付中
2012年7月27日(金)
連合会館(旧総評会館:東京御茶ノ水)
【セミナープログラム等の詳細はこちらのURLからご覧ください。】
http://www.envix.co.jp/info/2012/07/seminar-weee-rohs-20120727.html
EUのWEEEとRoHSの両指令の改正作業が2011年末に収束し、WEEE改正指令に関しては今月の6月になって漸く最終的に成立しましたが、中国や他のアジア諸国でも自国の現状に考慮してその内容を異にした廃電気電子機器(WEEE)に係わるリサイクル規制や含有有害物質規制が導入されつつあり、しかも変化を遂げております。
《中国》
今回、エンヴィックスがここに「緊急セミナー」としてご案内するのは、中国で2009年2月25日に公布された中国版WEEEといわれている廃棄電器電子製品回収処理管理条例(2011年1月施行)の実施をサポートし家電品の買換え促進を目的とした家電「以旧換新」管理制度が生まれては消えるなど、この中国版WEEEの実施状況が良く分からない中にあって、2012年5月に入ってからは、「以旧換新」に代わる新たな「省エネ製品に対する補助金制度」が導入され、さらに家電品メーカーに回収コストの負担を求める「廃棄電器処理基金徴収使用管理弁法」が公布されるなど新たな制度や必要とされた法規が一気に出揃った感があり、2012年7月以降、電気電子機器メーカーにとって本格的に取組まなくてはならない状況が現れてきたからです。
また、2007年3月1日施行の電子情報製品汚染抑制管理弁法、すなわち中国版RoHSは依然1400種余りの電子情報製品を対象に含有有害物質のラベル表示を求める状態のまま推移しながら、その一方で上記の管理弁法を根本的に変えEUのRoHS指令に近似した「電子電気製品汚染抑制管理弁法」の意見徴集稿の最新版が2012年6月4日に公布され、当面(強制認証方式に)優先して実施を目指す「自主認証(国推汚染抑制)方式」に必要な関連法規の公布も2012年4月以降活発に進んでいる。例えば「認証機構、実験室の確認業務に関する公告」が2012年4月に公布され認証機構と実験室の資格認定条件が整い、その後、中国国家認証認可監督管理委員会(CNCA)は2012年5月28日に、国推汚染抑制認証に従事する認証機関の名簿(第1回)を公開した。実験室の名簿も近く公表される見込みである。
かくして、中国RoHSは当面、自主認証方式で始動できる環境が7月には整うと見られている。
実態が分かりにくく今何をしたら良いのか混沌としている現状の中にあって、エンヴィックスはこの「緊急セミナー」で日本企業に中国WEEE/RoHSの現状を明らかにし、日本企業が7月以降に取るべきアクションについて明示する予定です。
《他のアジア諸国》
東南アジア諸国にも、欧州に端を発するWEEE・RoHSの潮流が押し寄せています。ベトナム、インドではすでにRoHS関連法令が制定され、ベトナムでは2012年から、インドでは2014年からRoHS不適合製品が輸入禁止されます。また、両国では、WEEEに関しても法整備が進んでおり、インドでは、すでに2012年5月から製造者にリサイクル責任を課す規則が施行されています。
他にも、タイ、マレーシアではRoHS関連任意規格が策定されたり、またブータンもWEEE・RoHSの要素を取り込んだ廃棄物規則を制定するなど、廃棄物管理を向上させ、また国際取引の場で自国企業が悪影響を受けないためにも、途上国がWEEE・RoHSの取り組みを国内的に実施、推進する流れは、必至のものといえます。
本セミナーでは、このようなアジア新興国の動向についても報告いたします。
【セミナープログラム等の詳細はこちらのURLからご覧ください。】
http://www.envix.co.jp/info/2012/07/seminar-weee-rohs-20120727.html
<概要>
○開催日:2012年7月27日(金) 13:00〜17:00(情報交換会17:10〜18:30)
○会場 :連合会館(旧総評会館)(最寄:新御茶ノ水駅、住所:千代田区神田駿河台3-2-11)
○参加費:¥35,000(税別)
○Tel:03-5974-7901、メール:contact@envix.co.jp(担当:梅山、早坂)
【登録日】2012.07.04