一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境技術学会大会特別講演会
【募集期間】| 2012.06.01〜2012.08.30 第12回 環境技術学会年次大会 特別講演会
開催日 2012年9月3日(月)14:45-17:20
会場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス
「エポック立命21」1階 エポックホール」
基調講演
【民間事故調が得た教訓
ー 使用済み燃料蓄積の危険と空気を読む日本の風土】
福島原発事故独立検証委員会委員長 北澤宏一氏
(講演要旨)
民間事故調は政府や国会の事故調とは異なり、国や発電事業者とは何のかかわりももたない独立な調査を行うことを旨として組織されました。民主主義国でしか機能しない組織であります。若手ワーキンググループが300人ほどの人をインタビューして調査を進めたことで、結果的に豊富な情報が集まったように思われます。
結論のうちの最重要部は事故が複合連鎖的な事故であり、過密な放射能源の配置が次々と事故が拡大していく導火線になったことであります。また、首都圏3千万人の避難をも含む大きな事故となる可能性があったことです。すでに今の事故は最悪のレベル7でしたが、さらにその十倍の危険があったのです。
なぜそのような大きな危機を招く放射能が蓄えられていたのか、事故はもっと小さく抑えることはできなかったのか、なぜ、海外からの安全性に対する改善忠告は無視されてしまったのか、安全規制のための組織はなぜ機能しなかったのか、など、基本的な疑問に対する調査結果を発表します。
(コメンテーター)
京都大学原子炉実験所准教授 藤川陽子氏
立命館大学政策科学部教授 仲上健一氏
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※受付後は、必ずご連絡いたします。もし連絡がないようでしたら、一度ご連絡いただければ幸いです。
※参加はどなたも無料ですが、先着順のため、事前申込をお願いいたします。皆様のお越しをお待ちしています。
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環境技術学会事務局
(530-0041 大阪市北区天神橋1-17-2)
【登録日】2012.05.29