一般財団法人環境イノベーション情報機構
風船トーク vol.5 in 表参道 「息を吹き込む、碧く湿った息を、都市に眠る竜に、そうっと」
私たちがまちで感じる自然の気配を様々なメタファーへと育てながら、都市に新しい物語を生み出していく「原宿表参道・森の風・森の恵プロジェクト」。今回は、風や生きもの、文化の道で表参道とつながる沖縄(宮古島・多良間島)からゲストを迎え、トークライブを開催します。琉球舞踊や感性から生み出されるトークで、空間を越え、生きものや自然と対話します。
都市に眠る竜をそっと目覚めさせる物語に、ぜひご参加ください。みんなで壁を溶かし考える膜になろう!
■日程:2012年3月18日(日)
■時間:13:00〜16:00 (12:45より受付開始)
■会場:タウンデザインカフェ http://www.towndesigncafe.com/
(渋谷区神宮前5-7-18 プラザ青山1F TEL:03-6427-1223)
「カフェから広がるまちづくり」をコンセプトとした、素敵なお店です。
アクセス:東京メトロ表参道駅 A1出口より徒歩5分
JR 原宿駅より徒歩9分
http://www.towndesigncafe.com/locationmap/location_map.html
■ゲスト
前泊博美さん(NPO法人いけま福祉センター 理事長)
垣花昇一さん(多良間村 ふるさと民俗学習館)
開梨香さん(株式会社 カルティベイト 代表取締役社長)
池間真吾さん(社団法人 宮古島観光協会)
■演舞(琉球舞踊)
玉城流敏風会のみなさん
■コーディネーター
飯島博(NPO法人アサザ基金代表理事)
■参加費:500円
沖縄県多良間島の無農薬黒糖でつくったお菓子と、三重県大紀町七保地区の子ども達がつくったお茶が含まれております。
■内容
□トークカフェ・・・
各地の協働パートナーや子ども達とつくっている地域ブランドをぜひ味わってみてください。今回は沖縄の離島と三重の山村から、それぞれ素敵な物語を持って生まれた商品をご用意します。
・沖縄県多良間島の無農薬黒糖
多良間島で進行している地下水汚染を食い止め、島の人々の生活と豊かな亜熱帯の自然環境、八月踊りやクバ扇などの伝統文化を守るため、環境保全型栽培のサトウキビのブランド化を計画中です。
・三重県大紀町の無農薬栽培緑茶「七保のお宝あたたかきずな茶」
三重県大紀町立七保小学校の子ども達が過疎化により荒れた茶畑を再生させて無農薬でお茶を作りました。
「七保のお宝あたたかきずな茶」は子ども達が考えたお茶の名前です。
□琉球舞踊のライブパフォーマンス・・・
玉城流敏風会のみなさんによる演舞を予定しております。宮古島出身の高校生と小学生の若い踊り手たちによる琉舞のパフォーマンスは圧巻!です。ぜひ会場で、沖縄の空気を感じてみてください。
□トークセッション「風船トーク」・・・
南の島にすむ竜と、原宿表参道にすむ竜が出会うトーク。沖縄の空気を感じながら、ふわふわと心の動くままに、感じたままに、思いついたままの言葉を細い糸を頼りに、宙にうかべながら語り合います。
【ゲスト】
・前泊博美さん(NPO法人いけま福祉センター 理事長)
育ててくださった島への恩返しで、島出身の同期の女性6人で平成15年NPOを立ち上げ島興しに着手。人生の最後は住み慣れた我が家から旅たちたいと願う島のおじーやおばーの願を叶えるべく、池間島ならではの小規模多機能型居宅介護を平成18年度より開始。昨年より高齢者の出番・居場所を創る目的で高齢者の経験と知恵とホスピタリティー、島の自然を利用した民泊・体験型観光事業をしかけ実践中。キーワードは「
高齢者は島の資源」。島で暮らす人々が毎日笑って暮らせる島を目標にしています。
・垣花昇一さん(多良間村 ふるさと民俗学習館)
平成15年から多良間村 ふるさと民俗学習館勤務。子どもたちを対象に自然観察、昔のおもちゃづくり、昔のあそび、方言、むかし話講座、史跡めぐり、紙漉きなどを行っている。また、休日(日、月曜日)に体験考房・無限塾を主宰。(観光ガイド、ナイトハイキング、漂着物アートつくり、薬草講座など)
・開梨香さん(株式会社 カルティベイト 代表取締役社長)
大学時代からマスコミ等で企画・制作を学ぶ。その後リゾートホテルのインテリア、文化施設の展示・内装を多数統括。また日本エコツーリズム協会設立メンバーとして県内におけるエコツーリズムの普及・啓発に努める。2000年有限会社開(現カルティベイト)設立。体験・滞在・交流型観光の推進、特産品開発、人材育成等に携わる。昨年より沖縄観光コンベンションビューロー理事・受入推進委員長。
・池間真吾さん(社団法人 宮古島観光協会)
修学旅行や農家漁家民泊を担当。農村漁村での島おこしとして農家漁家民泊のネットワークを構築している。1年目で20学校5千人の修学旅行生の誘致に成功。株式会社旅行透析 代表取締役。腎不全で一級障害者、週3回の人工透析に通院。全国30万人の透析患者が旅行・出張がしやすくなるように病院手配の手助けをする仕組み作りをスタート。
【コーディネーター】
・飯島博(NPO法人アサザ基金代表理事)
1995年から湖と森と人を結ぶ霞ヶ浦再生事業「アサザプロジェクト」を開始。独自のアイデアで様々なビジネスモデルや事業を提案、上流から下流まで、地域住民、学校、企業や行政、農林水産業を結ぶネットワーク事業、市民型公共事業と呼ばれている。全国各地で竜や河童、キジムナー、子どもたちと一緒に社会の壁を溶かし膜に変える取り組みを展開中。
詳しくは HP: http://www.kasumigaura.net/asaza/omotesando/index.html
■■参加申込み・お問合せ
NPO法人アサザ基金(坂田)
E-mail:asaza@jcom.home.ne.jp TEL: 029-871-7166
定員30名となります。
事前に上記連絡先まで、お名前、ご連絡先、ご参加人数をお知らせ下さい。
主催:原宿表参道・まちエコキッズ・ネットワーク
共催:商店街振興組合原宿表参道欅会
この事業は、財団法人地球産業文化研究所の愛・地球博成果継承発展助成金により実施しています。
【登録日】2012.02.27