一般財団法人環境イノベーション情報機構
国連「世界水の日」記念イベント
【募集期間】| 2012.02.20〜2012.03.15 主催: 特定非営利活動法人 日本水フォーラム
後援: 厚生労働省(申請中) 国土交通省 環境省(申請中)
3月22日は国連で定められた「世界水の日」(World Water Day)です。
世界は、2015年までに安全な飲料水と基本的な衛生施設(トイレ)を継続的に
利用できない人の数を半減させることを目標に掲げました。世界の人々の懸命な努
力により、その目標は、飲料水については達成可能と予測されていますが、201
5年時点で、未だ約7億人が安全な飲料水を利用できていないだろうと予測されて
います。一方、衛生施設については、目標達成は非常に困難と予測されており、2
015年時点で、約27億人が基本的な衛生施設を利用できていないだろうと予測
されています。この状況は、日々、多くの子どもたちの命を奪い続けることになる
でしょう。
問題は、これだけではありません。人口増加は、食糧やエネルギーの不足をもたら
し、食糧生産に不可欠な水の不足に直結していきます。途上国の都市では、排水に
よる水質汚濁の影響が深刻化しています。そして、各地で激甚な水災害が頻発して
います。
日本は、長い歴史の中で、水に関わる様々な叡智を積み重ねてきました。日本国内
の経済状況が大きく変化していく中で、今後、私たちは、地球上の水問題解決に向
けて、どのように取り組んでいくべきでしょうか?
3月12日からは、第6回世界水フォーラム(開催地: フランス)が開催され、
世界中の水関係者が集い、水問題の解決策を議論することが予定されています。
本イベントでは、この第6回世界水フォーラムで行われた議論の内容をいち早くお
伝えしながら、現在世界が直面している水問題を改めて浮き彫りにすると共に、今
後、日本は、地球上の水問題にいかに取り組んでいくべきなのか、国際舞台で活躍
する専門家・実務者の方々との議論を通じて明らかにしていきます。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
1.開催日時 平成24年3月22日(木) 午後4時より
(開場: 午後3時30分)
2.会 場 JICA研究所 (2階) 国際会議場
東京都新宿区市谷本村町10-5
TEL: 03-3269-2911
3.プログラム(予定)
最新情報は、http://www.waterforum.jp/jpn/2012/WWD/
にてご覧いただけます。
午後4時〜6時
(参加費: 無料)
開会挨拶 森喜朗 日本水フォーラム会長/元内閣総理大臣
ご挨拶(調整中)
地球上の水問題解決に向けた取り組み - 第6回世界水フォーラム報告
発表者
日本の各分野の水関係者(国土交通省、農林水産省、環境省、日本水フォーラム)
パネルディスカッション「地球上の水問題の潮流と日本の貢献のあり方」
パネリスト(五十音順)
・加藤 裕之氏 国土交通省 水管理・国土保全局 下水道事業調整官
・佐藤 政良氏 筑波大学 生命環境系教授
・須藤 勝義氏 国際協力機構(JICA) 地球環境部水資源・防災グループ次
長
・三石 真也氏 独立行政法人土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際セン
ター(ICHARM)上席研究員
・山村 尊房氏 一般社団法人水と環境の未来研究所 統括主任研究員
モデレーター
竹村 公太郎 日本水フォーラム事務局長
午後6時30分〜8時
参加者交流会(参加費: 2,100円、飲食代込)
(参加申込み方法)
メール、またはファックスでお申込みの場合
URLの参加申込用紙に必要事項をご記入の上、
2012symposium@waterforum.jpへメールにてご送付、
または03-5645-8041へファックスでご送付ください。
インターネットでのお申込みの場合
(イベントへのお申込み)
http://waterforum.doorkeeper.jp/events/705,
(交流会へのお申込み)
http://waterforum.doorkeeper.jp/events/706)
本イベントは、(財)河川環境管理財団の河川整備基金の助成を受けています。
【登録日】2012.02.24