一般財団法人環境イノベーション情報機構
アグロフォレストリーセミナー「南米日系人が開発した持続可能な農業の小農家への普及−今日までとこれから」
持続可能な開発の手段として注目される農法、「アグロフォレストリー」。
その一つのモデルが、ブラジル北東部のアマゾン地域に位置するパラー州トメアスー市で、日系農家を中心に発達しました。
アグロフォレストリーは、一つの土地でさまざまな樹木や農作物を栽培し、年間を通して収入を確保できるため、住民たちの生活の安定にもつながっています。また、従来の焼畑と異なり、自然を破壊することなく農業を続けることができるため、アマゾンの森をまもる役目も果たしています。
今回、2010年に連邦政府から地域発展貢献賞の最優秀賞を受賞したトメアスー総合農協より、アグロフォレストリー普及の牽引者である2名のブラジル日系農家の方が来日します!
セミナーでは、日系農業の現状と、地域小農へのアグロフォレストリー普及活動についてお話いただき、日本との協力による南米熱帯の持続的開発と環境保全について、ともに考えたいと思います。
苦難の歴史を経てアマゾンの農業発展に貢献してきた日系農家の方の話を直接聞くことができる、この貴重な機会をお見逃しなく!
【日程】2012年1月30日(月) 19:00〜21:00
(開場18:30)
【場所】アカデミー文京 学習室
(文京シビックセンター地下1階)
東京都文京区春日1-16-21
http://www.b-academy.jp/faculty/images/map_bunkyo.JPG
【参加費】無料
【定員】60名(椅子席)
【プログラム】
19:00 開会のあいさつ
19:05 トメアスーのアグロフォレストリー
≪スピーカー≫ 小長野 道則 氏(トメアスー市農業環境観光局長、トメアスー農協理事)、Ivan Hitoshi Saiki 氏(トメアスー農協専務理事・ジュース工場長)
19:35 南米でのアグロフォレストリー普及および各団体の経験
≪スピーカー≫ 山田祐彰(東京農工大学)、定森徹(HANDS)、大橋則久(Arco Iris)、近井昭夫(VERSTA)、古瀬繁範(地球と未来の環境基金)、渡邉満(JICAアマパ州氾濫原における森林資源の持続的利用計画元専門家)
※各団体スピーカーは変更になる可能性があります。
20:05 休憩
20:15 座談会と質疑応答
▼詳細情報、お申込みはこちら
http://www.hands.or.jp/pagesj/00_whatsnew/semi20120130.html
共催: 東京農工大学、(特活)HANDS、(特活)Arco Iris
協力:(特活)VERSTA、(特活)EFF地球と未来の環境基金
後援:(独法)国際協力機構(JICA)
【登録日】2012.01.16