一般財団法人環境イノベーション情報機構
第11回沼田眞賞 授賞式・記念講演会
【募集期間】| 2012.01.05〜2012.01.21 受賞団体「長島の自然を守る会」
〜上関原発計画から、瀬戸内海の原風景を守る活動〜
日本自然保護協会は、自然保護および自然保護教育ですぐれた実績をあげた方を「日本自然保護協会沼田眞賞」として表彰しています。今年の受賞者は「長島の自然を守る会」です。
「長島の自然を守る会」は、上関原子力発電所計画が進められている山口県の瀬戸内海で、研究者と連携した調査活動で、一帯の自然がかけがえのない貴重なものであることを明らかにしてきました。新種の貝類や絶滅危惧種の発見、国の天然記念物であるカンムリウミスズメが周年で生息していることも確認しました。
今回の記念講演会では、「長島の自然を守る会」による活動紹介をはじめ、研究者からこの海の豊かさについての解説、さらに地元在住の方を交えてのパネルディスカッションで活動と地域の今後を考えます。
■場所:清澄庭園大正記念館(東京都江東区清澄3-3-9 )
地下鉄半蔵門・都営大江戸線清澄白河駅 徒歩5分
■プログラム:
12:30 開場・受付
13:00 沼田眞賞授賞式
13:30 受賞記念講演
「上関原発計画に向き合い、
奇跡の海・長島の生物多様性の豊かさを守る」
長島の自然を守る会 代表 高島美登里
14:30 記念講演「長島・祝島の豊かさをひもとく」
「瀬戸内海の原風景を今に残す長島と祝島」
加藤真(京都大学教授、日本生態学会自然保護専門委員会)
「カンムリウミスズメ・海鳥の調査からみえてきたこと」
飯田知彦(鳥類・生態系研究者、九州大学農学博士)
15:30 パネルディスカッション「奇跡の海・長島のこれまでとこれから」
パネラー:山戸孝(上関原発を建てさせない祝島島民の会)
高島、加藤、飯田
17:00 閉会
■参加費:無料
■申込み:窓口まで、以下の項目をお知らせ下さい。
・お名前
・電話番号
・日本自然保護協会の会員/一般
■窓口・問合:日本自然保護協会 管理部・田村
TEL.03-3553-4101 FAX.03-3553-0139
tamura@nacsj.or.jp
【登録日】2012.01.06