一般財団法人環境イノベーション情報機構
【市民フォーラム】太田川水系のアユを考える
平成4年アユの冷水病発生を機に、既に20年近く太田川のアユ漁は慢性的な不漁に悩んでいます。不漁に加え釣人の老齢化などで組合員や遊魚者も減少し、太田川のアユ漁はその存続が心配される事態に直面しています。
そうした中で、昨年からアユ本来の生態を復活させる天然溯上増加への取り組みが太田川漁協により始められました。
今回の市民フォーラムでは、全国でアユの産卵場づくりの指導をされている高知県の高橋勇夫さんを招き、天然溯上増加の意味と技術について講演をお願いします。
また、放流種苗についても各漁協とも、琵琶湖産、海産、人工産、それぞれの長所、短所を踏まえ、それぞれの考え方で選択しておられる現状です。
直面する太田川水系のアユをどう考えるのか。
天然溯上復活と放流種苗のあり方の2つの柱で、太田川水系のアユについて考えを深めてまいりたいと思います。
【登録日】2011.11.16