一般財団法人環境イノベーション情報機構
【12/3東北大学・APEX合同ワークショップ】「アジア地域に適合的な生活排水処理技術の新しい展開」
■東北大学・APEX合同ワークショップ 2011年12月3日(土)
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「アジア地域に適合的な生活排水処理技術の新しい展開」
講師 原田秀樹氏(東北大学教授)、田中 直(APEX代表理事)
関連URL:http://www.apex-ngo.org/workshop.html
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近年のアジア地域の経済発展や都市化の進展には著しいものがありますが、
その一方で、必要なインフラの整備が立ち遅れ、さまざまな問題をもたらし
ている場合も多く、とりわけ水質汚濁や劣悪な衛生環境の改善は大きな課題
です。生活排水や産業排水を適切に処理していくことが欠かせませんが、そ
のためには、低コスト・低エネルギー消費で、運転・保守が容易であり、か
つ処理水質が良好な技術が求められます。
東北大学とAPEXは、それぞれ15年余りの期間をかけて、そのような、アジ
ア地域に適合的な排水処理技術の開発を進めてきました。別個に取り組んで
きたものでありながら、ともに嫌気性処理と好気性処理を組み合わせてプロ
セスを構成しており、また、好気性処理部分において、東北大学ではDHS(下
向流スポンジ懸垂型リアクター)、APEXでは立体格子状接触体回転円板と、
オリジナルな技術を開発し、採用している点でも共通性があります。一方、
東北大学の技術は中〜大規模な下水道にも通用し、APEXの技術は小規模なコ
ミュニティ排水処理に適するという、相補的・相乗的な側面も持っています。
特に小規模システムでは、住民の主体的な受容との動的連関から技術をとら
えていくことも重要です。
東北大学の技術開発は、JST科学技術振興調整費プログラムによって技術
開発が加速され、その結果JST-JICAの“地球規模課題対応国際科学技術協力
事業(SATREPS)プログラム”に採択されて、いよいよ実機化と普及の段階
に入りました。一方、APEXの技術は、モデルシステムの実績をふまえて、そ
の広域的普及をめざす事業が2011年 10月から始まっています(JICA草の根技
術協力事業(草の根パートナー型))。
この合同ワークショップでは、それらの技術を紹介しながら、これからの
アジア地域に適合的な排水処理技術について考えます。
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▼日 時
2011年12月3日(土)14:00〜17:30(13:30受付開始)
▼場 所
JICA研究所国際会議場
東京都新宿区市谷本村町10-5 TEL:03-3269-2911
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/about/access.html
(JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分)
▼プログラム
13:30 開場、受付開始
14:00〜14:15 あいさつ APEX/科学技術振興機構(JST)/東北大学
14:15〜15:25 「エネルギー最小消費型の下水処理技術の実用化と普及」
東北大学教授 原田秀樹氏
15:25〜15:35 休憩
15:35〜16:45 「アジア地域に適合的なコミュニティ排水処理システムの
開発と普及」APEX代表理事 田中直
16:45〜17:30 質疑
※18:00 〜 懇親会
▼参加費
800円(定員100名)
▼主 催
東北大学・原田研究室・特定非営利活動法人APEX
[協賛]JICA(独立行政法人 国際協力機構) [後援] JST(独立行政法人
科学技術振興機構)
▼お申し込み
ウェブサイトから参加登録されるか、メール、電話またはFAXで、合同ワー
クショップ参加希望と明記の上、お名前とご連絡先(メールアドレスまた
は電話)をお知らせ下さい。
▼お申し込み/お問い合せ先
特定非営利活動法人APEX (担当:三木)
ワークショプ:http://www.apex-ngo.org/workshop.html
TEL:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
〒110-0003 東京都台東区根岸1-5-12井上ビル
E-mail:tokyo-office@apex-ngo.org
HP:http://www.apex-ngo.org/
以上
【登録日】2011.11.14