一般財団法人環境イノベーション情報機構
水俣病読書会シーズン4 石牟礼道子『苦海浄土 第二部 神々の村』
【募集期間】| 2011.10.26〜2011.11.30 水俣病読書会シーズン4
石牟礼道子『苦海浄土 第二部 神々の村』
水俣病事件についての認識を深め、自分自身や社会のあり方を考えようとするとき、読書はきわめて有効な方法です。そこで水俣フォーラムでは、3年前から水俣病の名著をテキストに読書会を開催してきましたが、いずれのシーズンも世代や職業が異なる参加者が集い、好評のうちに終了してきました。その第4シーズンの開催です。ぜひご参加下さい。
『苦海浄土 第二部 神々の村』藤原書店
経済成長に沸く日本列島に衝撃を与えた第1部『苦海浄土』、昂揚期の運動渦中で書かれた第3部『天の魚』をつなぐ本編は、2004年の全集第1回配本を期に30数年ぶりに完結。『苦海浄土』三部作の要の位置を占める作品。著者の理解者であり『逝きし世の面影』で注目を集めた評論家・渡辺京二は「水俣病とは何かをこれだけの振幅と深層で描破した作品は、これまでも、これからも本編以外にあるはずはない」と断じる。単行本は06年刊。
ありがたいことです。
著者 石牟礼道子
少し前まで田舎には文字でものを考えない方がたくさんいらっしゃいました。そういう方々の世界が、近代には受け入れられずにほとんど消されていってしまいましたが、そのお心をどうにかとどめておきたい、そう思いましてやっと完結させましたから、水俣フォーラムでお読みいただくのはありがたいことです。でも、お集まりいただけますか、今回もまた心配でございます。(談)
【テキスト】
石牟礼道子『苦海浄土 第二部 神々の村』藤原書店 2520円、404ページ(各自ご用意下さい)
【会場】
JR高田馬場駅近くの公共施設
【期日】
2011年12月1日〜2012年3月22日までの毎週木曜日(全15回、ただし12月29日と1月5日を除く)
【時間】
午後7時〜9時
【方法】
・参加者全員で全ページを振り分け、担当者を決めます。
・担当者は事前にわかりにくい言葉などを調べておきます。
・当日は担当者が朗読し、その後他の参加者からの質問に答えます。
・毎回、数人の朗読とコメント、質疑応答で進みます。
・初回は自己紹介、最終回は読後感想を参加者全員にお願いします。
【進行】
実川悠太(水俣フォーラム事務局)
【募集人数】
24人(最少催行人数12人)
【応募締切】
募集人数が集まり次第締め切ります。
【参加費】
9000円(毎回の軽食代を含みます)
【申込方法】
お電話で仮予約をお受けします。その後7日以内に代金をお振り込みください。これをもって参加申込とします。
【主催・お問い合わせ】
水俣フォーラム
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-34-12 竹内ローリエビル401
TEL : 03-3208-3051
【登録日】2011.10.26