一般財団法人環境イノベーション情報機構
10/22-23 連続講座 「竹林活用のススメ」
◆◆◆連続講座「里山生活のススメ」◆◆◆
棚田や茶畑、山々などの里山風景を育んで来た
先人の知恵や技
そこには自然と人がうまくバランスをとって暮らすためのヒントが
たくさん詰まっています
合宿スタイルの連続講座を通じて
里山生活のこと、田舎暮らしのこと、
皆さんと一緒になって考えたいと思います。
以下は「第2回 竹林活用のススメ」のご案内です。
ご参加お待ちしております!
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【第2回】 竹林活用のススメ (10/22〜23 八女市黒木町)
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日本全国でもこの地域にしかないカシロダケ(皮白竹)。
この竹林を守り、竹林・竹皮活用の文化を見直そうと取り組みを
続けてきた群馬の伝統工芸士・前島美江さんや竹林利活用アドバイザーの
野中重之さん、地域の竹林農家さんをお招きし竹林活用について考えます。
※チラシダウンロードは以下ページから。(PDFファイル、341KB)
http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/20111022-23take.pdf
□とき 10/22(土)10時〜23(日)16時
※9時半受付
□ところ えがおの森(八女市黒木町笠原9836-1)
□内容 ・竹皮編みワークショップ(コースター、ストラップ)
・竹林の今と昔(地元農林家話題提供)
・講師や竹林所有者との座談会
・竹林整備の方法(理論と実習)
※合宿形式、参加型の講座です。
食事のお手伝い、片付けもお願いします。
□対象 里山生活に関心のある方 15名
□参加費 一般7,500円、学生4,500円
八女市内の方と山村塾会員6,000円
※テキスト代、美味しい食事4回、施設費、保険代、運営費含む。
※継続参加される方は、2回目以降から会員価格を適用します。
詳しくはお問い合わせ下さい。
□申込方法:
以下を明記の上、事務局までお申し込み下さい。
定員なり次第〆切ります。
1)お名前
2)住所
3)TEL
4)講座に期待すること
5)黒木バス停から送迎の必要
6)参加希望の講座
□申込み、お問い合わせ
山村塾 事務局(担当:小森耕太)
〒834-1222
福岡県八女市黒木町笠原9836-1えがおの森内
TEL・FAX 0943-42-4300
Eメール:sannsonn@f2.dion.ne.jp
山村塾HP http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/
※この事業は八女市「平成23年度市民との協働によるまちづくり
提案事業」の補助を受けて行われます。
■■■講師紹介■■■
○前島美江(群馬県ふるさと伝統工芸士 西上州竹皮編でんえもん)
伝統工芸「竹皮編(たけかわあみ)」の日本唯一の伝承者。
九州八女にしか無い「カシロダケ」の竹皮を用いた生活用具製作を、
現代(いま)に伝える工芸士です。
竹林保全のプロジェクト「かぐやひめ」を設立し活動中。
○野中重之(竹林利活用アドバイザー)
1941年広川町生まれ。東京農業大学卒業後、福岡県に入庁。
福岡県林業試験場(現福岡県森林林業技術センター:久留米市)で竹に
関する研究に約30年従事。退職後は福岡県特用林産振興会専務理事・
現顧問。その後、竹林利活用アドバイザーとして県内外の竹に関する
要請に講師として飛び回りながら「タケノコ:東京農文協」発行。
その他、福岡県普及指導協力員、財団法人林業薬剤協会技術顧問、
財団くまもとテクノ産業財団専門家。八女郡広川町在住。
(ちくご元気計画 http://kyushu-chikugo.net/instructor/ より)
■竹皮編とは
竹皮編の素材は、あのおむすびを包む竹の皮。それを細かく裂いて巻き
ながら針で縫い込むコイリング手法という丈夫で手ごたえのある技法で作
られます。少林山達磨寺(群馬)に滞在した、ドイツ人建築家ブルーノ・
タウトによってデザイン指導され生まれました。それまで、上州高崎の地
で草履表(南部表)を作っていた職人の技術がタウトによって再発見され、
新しい伝統工芸が創りあげられました。福岡県八女地方に産する上質な
白竹(学名カシロダケ)を用い、すべてが手仕事ならではのあたたかい
ぬくもり、素朴さの中にある健康的な力強さを手にとっていただければ
感じていただけるはずです。
■ブルーノ・タウト(Bruno Tauto/1880-1938)
第二次世界大戦前のドイツを代表する表現主義の建築家。
日本滞在中に、伊勢神宮、桂離宮の美しさや、日本文化のすばらしさを
著作に著し、反響を呼んだ。1934年から36年まで少林山達磨寺の
洗心亭で過ごす。その間、日本伝統技術や竹皮編をはじめ地元の素材を
生かした多くの工芸品のデザインおよび制作指導にあたった。
■映画「タケヤネの里」(監督 青原さとし)
全国でも星野村、黒木町、うきは市にしかないカシロダケ。江戸時代以
前から包装用や高級雪駄、こっぽり(ぽっくり下駄)、草履、本ばれん
など様々な生活用具に利用され、日本全国に出荷されていた。
その後、竹林需要の激減を伴い、衰退の途をたどっていたが、竹皮編作家
の前島さんらが竹林保全プロジェクト「かぐやひめ」を立ち上げ活動を
始めた。
この映画は「かぐやひめ」の活動を追いながら、竹皮にまつわる伝統文
化や流通の歴史、身分制社会のありようまで踏み込んでいく。竹と人間
の壮大な営みを浮き彫りにするロードムービー。
(11/16〜18八女市にて上映予定。チケット500円。)
■■■詳細情報■■■
□持ち物
汚れてよい服装(長袖、長ズボン、長靴や汚れてよい靴、帽子、軍手)、
タオル、着替え、寝巻き、洗面用具(石鹸、シャンプーはあります)
※雨天のときは雨具、長靴。
(貸し出しできますが、お持ちの方はご準備ください。)
□交通手段:
【公共交通機関ご利用の場合】
※送迎準備のため必ず事前連絡。
JR 鹿児島本線「羽犬塚駅」下車(博多から50 分、910 円)後、
堀川バスをご利用ください。
堀川バス・羽犬塚発(黒木行)8:43 発→黒木営業所9:31 着 運賃750 円
→9:30 に、黒木営業所までスタッフが迎えに行きます。
※堀川バス八女営業所0943-23-2115 (http://www.horikawabus.jp/)
【お車をご利用の場合】
広川IC、八女IC から約25 キロ、車で45 分です。
国道442 号線を、黒木、矢部方面に向かい、「黒木大藤」交差点を左折。
赤い鳥居をくぐり5分(約2 キロ)で四季菜館。
さらに約7 キロ先が「えがおの森」です。
http://www.egaonomori.jp/access/access.html
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今後の予定 〜連続講座「里山生活のススメ」〜
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同じ参加費と時間で以下を予定しています!予約受付中!
【第3回】 郷土料理のススメ
と き 2012/1/28(土)〜29(日)
ところ 四季菜館
講師 鶴久ちず子(産直や蔵肆)、能美俊夫(のうみ農園)ほか
【第4回】 里山生活のススメ(ミニシンポ)
と き 3/3(土)〜4(日)
ところ 四季菜館
講師 交渉中
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以上です。
【登録日】2011.10.15