一般財団法人環境イノベーション情報機構
サハリン石油対策市民フォーラム 「北海道が油まみれになる日」
■■■ サハリン石油対策市民フォーラム
北海道が油まみれになる日 ■■■
最北の稚内から約50kmに位置する、ロシアのサハリン(旧樺太)。この島で
は大規模な石油・天然ガス開発が進められています。そのひとつ「サハリンII]
と呼ばれる三菱・三井・シェルによる石油・天然ガス開発が現実のものとなって
います。サハリンIIは、1999年からタンカーでの原油輸送が開始されていますが、
引き起こされる環境対策や防災対策は不十分なままに進められています。
不況にあえぐ北海道。もし大規模な油流出事故が起こったら、漁業や観光にも影
響が出て、北海道明は生活できなくなるかもしれません。また、十分な環境配慮
のない状態でこのまま開発が進めば、北海道の環境にも影響がでることになるで
しょう。あなたも今、考えてみませんか?サハリン開発と北海道のつながり、そ
して北海道の未来を…。
☆日時:2003年3月22日(土)13:30〜16:30
☆場所:北海道クリスチャンセンター チャペル
(札幌市北区北7条西6丁目 TEL:(011)736‐3388)
地図:http://www.h3.dion.ne.jp/~hcc/tizu.htm
(札幌駅北口徒歩約5分)
☆参加費:無料
☆内容(予定):
13:30〜13:45 始めの挨拶:北海道でのフォーラム開催の意義
高田 晴雨氏 エトピリカ事務局長
「北海道が油まみれになる日」
13:45〜14:25 ドミトリー・リシツィン氏 サハリン環境ウォッチ代表
「サハリンでは今…サハリン開発の現状と問題」
14:25〜14:35 −質疑応答
14:35〜14:50 −休憩
14:50〜15:10 沢野 伸浩氏 星稜女子短期大学
「油流出事故発生時、北海道はどうなるか?」
15:10〜15:30 齊藤 慶輔氏 野生生物保護公社
「北海道とサハリンの自然環境のつながり〜オオワシを例に〜」
15:30〜15:45 神崎 尚美 国際環境NGO FoE Japan
「私たちのお金がサハリン開発に?」
15:45〜16:25 質疑応答・議論
16:25〜16:30 閉会の挨拶
☆海外ゲスト紹介:ドミトリー・リシツリン氏(サハリン環境ウォッチ代表)
「サハリン環境ウォッチ」は1996年にサハリンの森・川・海を守ることを活動
目的として設立されたNGOです。森林の保護活動に取り組むほか、サハリンでの
石油・天然ガス開発によって引き起こされる諸問題に関してアメリカや日本の
NGOと連携し取り組んでいます。これまで、ロシアや石油開発企業に対して提言
活動を行うなどの活動を行ってきました。
【登録日】2003.02.27