一般財団法人環境イノベーション情報機構
地下水保全を地域防災に活かす(地下水保全連続セミナー第2回)
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■2011年度 地下水保全連続セミナー企画■
第2回「地下水保全を地域防災に活かす」
見学会・セミナーの開催
東日本大震災で被災された皆さま、福島第一原発事故で避難をされている皆さまにお見舞いを申し上げます。一日も早い復興・復旧を心から祈念いたします。
3月11日の大災害により、湧水や地下水の価値もあらためて見直されました。
身近な水源である地下水の保全について昨年来セミナーを重ねてきましたが、今年の第2回セミナーでは、崖線緑地と湧水保全の先進地である世田谷区で開催いたします。
世田谷区では本年度より豪雨対策として「世田谷ダム」の施策に取り組んでいます。区民もこれを湧水保全に活かすべく、新たな流域貯留浸透の活動を始めています。
市民と自治体の連携した取り組みに学び、地下水保全を地域防災にいかに活かすについて議論します。
■開催日 2011年9月10日(土)
■時 間 10時00分〜16時00分頃
■参加費 無料
■主 催 みずとみどり研究会
<見学会> 10時〜
*保全緑地見学のため、人数制限をさせていただきます。参加を希望される方は事前に事務局までご連絡下さい。
◆集合場所
小田急線成城学園前駅/中央改札口(北口・南口)前
(10時出発 時間厳守)
◆見学場所
成城三丁目緑地及び神明の森みつ池ほか湧水
*湧水保全のために守られた崖線緑地とこれを守る市民の活動と世田谷区の施策
<セミナー> 13時〜 (開場12時30分)
◆会場
世田谷トラストまちづくり 「ビジターセンター」
成城学園駅より徒歩 17分
http://www.setagayatm.or.jp/access/index.html
◆開会あいさつ
(宇田川隆男/みずとみどり研究会)
◆基調講演
『神明の森みつ池の湧水と地下水』
(高村弘穀/立正大学名誉教授)
◆話題提供
『神明の森みつ池の湧水と生き物たち』
(今田裕実子/野川のハケと森の会)
『世田谷ダムによる豪雨対策と湧水保全』
(五十嵐慎一/世田谷区土木計画課長)
◆パネルディスカッション
『湧水保全を地域防災に活かす/世田谷ダムを考える』
コーディネーター:神谷 博
パネリスト:中川清志、今田裕実子、五十嵐慎一
<懇親会> 17時30分〜
*参加を希望される方は事前に事務局までご連絡下さい。
【問合せ・参加申込み先】
みずとみどり研究会 事務局
TEL/FAX 042-327-3169
E-mail mizutomidoriken@ybb.ne.jp
URL http://www.japan-mizumap.org/
当日の緊急連絡先 090-3549-2112(担当 佐山)
【連続セミナーの目的】
(1)東京の地下水の意義の明確化と共有化
地下水をめぐる情報は膨大で全体像を把握することが難しい。地下水研究を発展させるために、全体像を把握すると共に東京の地下水の意義を明確にし、皆が共有できるようにする。
(2)研究資料の集積と整理
2010年度に開催した連続セミナーやシンポジウムの結果より逸散する貴重なデータの一部の集約を行った。しかし、まだそれは一部であり、今年度もデータ整理に研究者や行政と連携し、継続して整理を行う。
(3)市民や若手研究者への研究の継承と発展
2010年度の連続セミナーやシンポジウムより明確となった課題等を今年度は市民も加えステップアップした議論の場とする。
【登録日】2011.08.17