一般財団法人環境イノベーション情報機構
関宿城博物館を訪ねて
【募集期間】| 2011.08.01〜2011.08.15 (画像:千葉県立関宿城博物館ホームページより)
◆関宿城博物館を訪ねて
〜水塚の文化研究会見学会
http://www.longview.jp/1156/travel_in_sekiyado.pdf
千葉県立関宿城博物館は、千葉県の最北端、利根川と江戸川が分流するスーパー堤防の上にあります。かつての城を模したという3層4階建「天守閣風建築物」最上階からの眺めはすばらしいです。
利根川流域の産業、歴史、河川改修などの様子や利根川東遷の背景、水と共存した人々の生活の有様が展示されています。
また、現在、関宿は千葉県野田市にあります。野田といえば醤油。当地の水と利根川・江戸川の水運がもたらした誇るべき日本の食文化です。ここで生まれた世界企業・キッコーマンの工場を見学し、博物館訪問の前に、ここでしか食べられない食事も楽しみます。
【日時】 9月4日(日) 8時〜18時 (雨天決行)
【集合】 8時に東武東上線「志木駅」 (貸切バスで移動します)
【主なコース】
・キッコーマン・もの知りしょうゆ館(野田工場)見学
http://www.kikkoman.co.jp/enjoys/factory/noda.html
・千葉県立関宿城博物館と野外見学
(関宿水閘門、水塚、関宿城址、関宿関所跡ほか)
http://www.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/
【費用】 3,500円/人(バス代・昼食代含む)
【主催】 NPO法人エコシティ志木 水塚の文化研究会
【協力】 (財)埼玉県生態系保護協会 志木支部
【定員】 22名(先着順ですので、お早めにお申し込みください)
【申込】 8月15日(月)までに以下へお申し込みください。
※記録が残りますので、FAXかEメール連絡お願いします。(返信します)
FAX: 048-470-2758(筑井)
Eメール: pu8n-tki◎asahi-net.or.jp (筑井)
(◎を@にしてご利用ください。)
【問合】 048-471-4275(毛利・夜間)
*補足*
(1)利根川東遷の背景
利根川はかつては自然流で東京湾に流れていました。
徳川家康が江戸入府に際して河川の大改修を行い、何期もの工事の末、流路を変え、常陸川に注いで現在の利根川となって銚子へ流れるようになりました。
この大工事の目的は、
・利根川筋の洪水防御と新田開発
・舟運路の確保
・江戸の洪水防御
・東に対する軍事的防御
など言われています。
(2)千葉県立関宿城博物館
関宿は古代から交通の要衝であり、また河川水運の港町としても発展してきました。江戸時代には関宿藩が置かれるなど政治的にも重要な位置にありました。
しかし、反面、たびたびの洪水により大きな被害を受け、荒川流域同様に水塚やさまざまは方法で水と闘ってきた歴史があります。
関宿城博物館は「河川とそれに係わる産業」というテーマでこうした歴史と生活のありさまを展示しています。
(3)最上階の眺め
建物は3層4階建てで、4階展望室からは利根川・江戸川の流れを眼下に見下ろし、遠く筑波山、日光連山、富士山などの展望も楽しめます(天気が良ければ!)
(4)関宿水閘門
利根川の水は関宿から一部江戸川に流れていますが、通船と治水を目的として、江戸川に入る水量を調整するために造られたのがこの水閘門。
【登録日】2011.08.06