一般財団法人環境イノベーション情報機構
市民参加の森づくりシンポジウム『新ステージへ向かう、市民参加の森づくり』～将来にわたって、日本の森林が豊かであり続けるために～
今、私たちが取り組む市民参加の森づくりにおける森林施業や森林管理作業のモデル
は、わが国の既往の施業体系や技術体系に大きく依存しています。
しかし現在直面しているわが国の森林を取り巻く社会的環境は、既往の体系が形作ら
れた戦後の状況と比すると大きく様変わりしています。
人件費は何十倍に高騰し、木材自給率は20％を割り込み、木材生産を第一義とした林
業政策から環境保全を第一義とした森林政策へと大転換し、担い手不足も深刻化して
います。
その中、市民参加の森づくり活動も、手入れの遅れた森林管理作業を補完的に行うに
止まらず、市民が主体的に造林、育林作業を実施し、施業計画を想い描く場合が多く
なってきました。
しかし、ここでは旧来の森林施業や林業技術をそのまま模範として扱って良いので
しょうか。
その様な問題意識から、森づくりフォーラムでは、「0（ゼロ）からはじめる、市民
参加の森林施業・森林管理技術」をキーワードとして、これからの森づくりにおけ
る、新たな森づくりのためのガイドラインづくりを視野に入れて、本シンポジウムを
開催します。
※NPO法人森づくりフォーラム「第３回定期総会」併催いたします。
■主催：特定非営利活動法人 森づくりフォーラム
■協力：東京農業大学
■日時：2003年2月15日(土) 13:00～17:15
■場所：東京農業大学世田谷キャンパス
１号館 合三教室
■スケジュール：
13:00～14:15 ●第三回定期総会
14:30～15:00 ●基調講演
「社会性をもった新時代の森林管理」
－生態的・社会的・経済的に調和した森づくりー
講師／速水 亨（速水林業）
15:00～15:30 ●３分間リレートーク
「０（ゼロ）からはじめる、市民参加の森林施業・森林管理技
術」
【Ａ．森林施業を問う】
速水 亨「粗放林業とボランティア」
田中惣次「新施業による拡大造林」
久保田繁男「生物多様性の森づくり」ほか
【Ｂ．森林管理技術を問う】
田島信太郎「ボランティアに技術のランクを」
緒方秀行「ボランティアとチェーンソーと安全管理」
坂井武志「初心者指導技術の精選を」ほか
15:30～17:00 ●グループディスカッション
【Ａ．森林施業を問う】
【Ｂ．森林管理技術を問う】
：リレートーク発表者と参加者とのグループディスカッション
17:00～17:15 全体報告会・今後の提言
17:30～19:30 懇親会（東京農大内で実施します）
■参加費：無料（会員・学生）、1000円（非会員）
■懇親会：2000円（一般）、1000円（学生）
■定 員：１２０名
※先着順で受け付けます。
定員を超過した場合は、超過対象者にはご連絡致します。
（申込受付者へは、事前連絡を致しませんのでご了承下さい）
■参加申込締切： 2003年2月6日(木) 必着
■参加申込方法
下記必要事項を、メールにてお申込下さい。
◇E-mail: morizukuri@jca.apc.org
◇タイトル： シンポジウム申込
◇記入内容：
①氏名、②住所、③電話、④ＦＡＸ、⑤E-mail
⑥会員区分（会員/非会員）、⑦懇親会参加有無
※当日の会場、および懇親会の準備の都合上、
出来る限り事前申込にご協力下さい。
（定員の場合は当日申込は行いません）
■会場までのアクセス
○会 場
：東京農業大学世田谷キャンパス 1号館合三教室（東京都世田谷区桜ヶ丘1-1-1）
○交 通
：◆新宿駅から
・「新宿駅」―(小田急線・16分)―「経堂駅」
―(徒歩15分)―「東京農業大学世田谷キャンパス」
◆渋谷駅から
・「渋谷駅」―(東急新玉川線・14分)―「用賀駅」
―(バス7分)―「東京農業大学世田谷キャンパス」
・「渋谷駅」―(バス30～60分)
―「東京農業大学世田谷キャンパス」
◆東京駅から
・「東京駅」―(JR中央線・13分)―「新宿駅」へ
・「大手町駅」―(営団半蔵門線・22分)―「渋谷駅」へ
■申込先・問合せ先：
特定非営利活動法人 森づくりフォーラム
〒113-0033 東京都文京区本郷3-2-3 斉藤ビル3F
TEL：(03)3868-9535 FAX：(03)3868-9536
E-mail：morizukuri@jca.apc.org
■当日の問合せ先：
森づくりフォーラム携帯：(090)5339-3869
【登録日】2003.01.21