一般財団法人環境イノベーション情報機構
「みなまた環境大学」への期待
持続可能な開発において、日本の持つ教訓を活かした活動を展開すると共に、いかにその教訓を次世代に伝えていくかということが重大な課題となっています。
また、社会的責任(SR)の国際規格であるISO26000でESD(持続可能な開発の為の教育)が明文化され、今後、産業界においてもESDの取り組みの加速が予測されます。
水俣は日本の環境政策およびESDにおいて欠かせない基盤となっています。
中部大学国際ESDセンターでは、水俣で実践している水俣病の教訓を活かした環境人材育成について学ぶと共に、ESD(持続可能な開発の為の教育)の拠点を担う中部大学において、持続可能な開発を担う人材育成をどう今後展開していくかを検討することを目的にワークショップを開催します。
ESD、環境教育、水俣にご関心のある方のご参加をお待ちしています。
開催日時:2011年3月5日(土曜日)
時間:10:00-16:00
会場 中部大学リサーチセンター2階大会議室
主宰:中部大学国際ESDセンター
(JR中央本線「神領」駅下車 北口「中部大学スクールバスのりば」から約7分(200円)
プログラム
1.開催者挨拶 飯吉厚夫(中部大学総長)
2.中部大学における環境教育への取り組み
山下興亜(中部大学学長)
3.持続可能な開発を担う人材育成:水俣における取り組み
「アジア環境人材育成イニシアティブとみなまた環境大学への期待」
小林光(環境省上席参与・前事務次官)
「人が元気で自然も経済も元気なここづくり」
吉本哲郎(水俣病資料館 前館長 地元学ネットワーク主宰)
「みなまた環境大学の取り組み」
一期崎充(水俣市役所 環境モデル都市推進課 環境企画室)
4.持続可能な開発を担う人材育成:中部大学における取り組み
「みなまた環境大学で学んだこと」
坂家弘樹(中部大学経営情報学部経営学科4年)
和木赴人(中部大学経営情報学部経営学科4年)
「水俣市における環境マネジメントシステムの実践とその成果」
伊藤佳世(中部大学経営情報学部准教授)
「水俣病のマテリアルフローコスト会計」
竹森一正(中部大学経営情報学部教授)
「公害と健康ー日本における四大公害病」
妹尾久雄(中部大学生命健康科学部教授)
5.みなまた環境大学と中部大学の連携可能性についての検討
参加費 無料
参加のお申し込みおよびお問い合わせ先:
中部大学国際ESDセンター
電話 0568-51-1111
Fax 0568-51-4736
E-Mail:esd@office.chubu.ac.jp
【登録日】2011.02.15