一般財団法人環境イノベーション情報機構
ちゃんと知りたい 生物多様性条約COP10/MOP5
生物多様性条約第10回締約国会議(CBD-COP10/MOP5)が愛知で行われました。
輸入遺伝子組み換え生物(LMO/GMO)による環境被 害の責任と修復に関する「名古屋−クアラルンプール補足議定書」、遺伝資源へのアクセスおよびその利用(ABS)に関する「名古屋議定書」、「愛知ターゲット」とよばれる生物多様性の損失を食い止めるための新しい戦略計画などが決まりました。
そして2011年からは日本のNGOが提案した「国連生物多様性の10年」がスタートする見込です。
しかし、年間4万種が絶滅する大絶滅時代のいま、生物多様性の保全は待ったなしです。そこで、改めて会議の内容を振り返り、今後の課題は何かを考えます。
報告者は、会議中に、NGOが毎日発行していた「ECO」という英字ニュースレターの翻訳チームコーディネーター原野知子さんと、CBD市民ネット運営委 の原野スキマサさん。マスメディアで伝えられていなかった会議の様子や海外のNGOとの交流を通して気づいたことなどをご紹介いただきます。
【登録日】2010.11.27