一般財団法人環境イノベーション情報機構
なりわい創造塾 一般公開講座のご案内
〜稼ぐための職業から、生きるための生業へ〜 なりわい創造塾 連続公開講座のご案内
「なりわい創造塾」は、NPO法人共存の森ネットワークが主催する「持続可能なライフスタイルづくり」を目的とした9ヶ月間のプログラムです。来年3月までに、全10回の講座が行われます。この度、11月〜1月にかけて行う計3回の講座を、一般公開講座とし
て開催します。
この3回の講座は、30代から40代で、「農的暮らし」や「半農半X」という生き方を実現している方々を講師にお招きします。どなたでもご参加いただけますので、ぜひ聞きにいらしてください。
◆◆◆「なりわい創造塾」公開講座第一弾◆◆◆
講師に、塩見直紀氏(半農半X研究所)、後藤雅浩氏(雨読晴耕村舎)をお招きして、講演会・対談を開催します。
「小さい農」のある暮らしを実践、提唱する塩見さんと後藤さん。
同年代のお二人が、「小さな農」にたどりつくまでの軌跡と実践されていることについてお話をお聞きします。
当日は、お二人からお話をいただいた後、会場皆さんからの質問を受付ながら、「小さな農」についてや、社会における位置づけ、またお二人が考えるこれからの社会の姿について議論を深めることができればと思います。
◆講師プロフィール
塩見直紀氏(半農半X研究所代表、コンセプトフォーエックス代表)
1965年京都府綾部市生まれ。現在、京都府綾部市在住。大学卒業後、カタログ通販会社
「フェリシモ」入社(約10年在籍)。99年、33歳を機に綾部へUターン。翌2000年4月、「半農半X研究所」を設立。屋久島在住の作家・翻訳家・星川淳氏のライフスタイル「半農半著」にインスパイアされ、1995年ころから21世紀の生き方、暮らし方として、「半農半X」というコンセプトを提唱。市町村から個人までの「エックス=(天職)」を応援す
る「ミッションサポート」と「コンセプトメイク」がライフワーク。
著書に『半農半Xという生き方』(ソニー・マガジンズ・2003年7月刊)など。
□HP「塩見直紀ホームページ」http://www.towanoe.jp/xseed/
後藤雅浩氏(雨読晴耕村舎)
1965年東京都生まれ。埼玉県羽生市で農場「雨読晴耕村舎」農産物加工直売所「糧工房」を切り盛りするかたわら、「雨読晴耕村舎一級建築士事務所」を運営。“田園型社会”への移行をめざし、日本の実情にあった小さな農業を実践しながら提案している。
著書に「日本の杉で小さなお家」(社)農文協、「農と都市近郊の田園暮らし」毎日新聞社。
□HP:「雨読晴耕村舎」http://www.cam.hiho.ne.jp/masa-goto/
◆日時 11月7日(日)13時〜15時15分(12時40分受付開始)
◆場所 損保ジャパン環境財団本社ビル 2階会議室(〒160-8338 新宿区西新宿1-26-1)
※詳細は(http://www.sompojapan.co.jp/about/company/outline/map/)
◆参加費 各回1000円(当NPO会員は500円でご参加いただけます。)
◆定員 各回50名(先着順)
◆参加申し込み・お問い合わせ(下部まで)
以下の宛先までお申し込みください。
お申し込みは、お電話、FAX、メール、何れでも受付いたします。
NPO法人共存の森ネットワーク(担当:田代)
154-0004東京都世田谷区太子堂5-15-3 R-rooms三軒茶屋1-A
TEL.03-6450-9563 FAX.03-6450-9583
MAIL.mori@kyouzon.org
///////////なりわい創造塾が提案するこれからのライフスタイル////////////////
私たちが考えるこれからのライフスタイルのキーワードは「身近な自然」そして「地域コミュニティ」です。
私たちが生きる現代社会は、「お金」が大きな価値を持ち、お金がなければ生きるのが難しい仕組みの中で暮らしています。1960年代以降、資本経済が成長する中で、「豊かな暮らし」を目指し、農山村から都市部に人が流れました。その結果、経済大国となった日本は、自給していた食料やエネルギーを海外から手に入れるなど物質的に豊かな暮らしに変化しました。しかし、大量生産大量消費の暮らしは、地球温暖化などの環境問題や経済の行き詰まりにより、そうした社会が本当に豊かなのか、多くの人が疑問を抱いています。
そこで私たちは、「身近な自然」と「地域コミュニティ」に根付いた、かつての日本人の暮らしの形を見つめることから始めたい、と考えています。
かつて、といってもほんの数十年前まで、農山漁村に脈々と受け継がれてきた暮らしです。薪や炭をエネルギーとし、山で動物や山菜をとり、田畑で作物を育てる。
木材を住宅や家具の材料に加工し、草木から糸を紡ぎ、布を織る。自然の成長に合わせて、その恵みに支えられた暮らしです。そして、入会地や結(ゆい)といったように、地域コミュニティの中で土地や労働を共有し、助け合って生きる。
そんな 「なりわい」の知恵と技術は、はるか先人から綿々と集積されてきました。
私たちの足元にある、日本人が遥か昔からつないできた生き方の中に、未来の社会やライフスタイルのあるべき姿が示されている。私たちはそう思いこの塾を立ち上げました。
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◆公開講座の第二弾、第三弾も開催決定!こちらも申込みもお待ちしています。
「なりわい創造塾」公開講座第二弾
・日時:12月11日(土)13時〜15時
・講師:桐山三智子氏(iikarakan/片品生活塾)
・場所:損保ジャパン環境財団本社ビル 2階会議室(〒160-8338 新宿区西新宿1-26-1)
横浜に生まれ、東京で働いていた後、群馬県片品村に移住した桐山さん。
野菜づくり、味噌づくり、炭焼き&炭アクセサリー作り、スキーのレンタルショップ…。
“百姓生活”を営む、桐山さんが農山村で見つけた“大切なこと”とは…?
「なりわい創造塾」公開講座第三弾
・日時:1月9日(日)13時〜15時
・講師:神澤則生氏(NPO法人トージバ)
・場所:損保ジャパン環境財団本社ビル 2階会議室(〒160-8338 新宿区西新宿1-26-1)
NPO法人トージバは、都市と農村をつなぐことをテーマに活動を展開しています。
地大豆の種をまく「大豆レボリューション」や竹活用の取り組み「バンブーファクトリー」などのプロジェクトを通じて、神澤さんが目指すことをお聞きします。
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《発行》 NPO法人共存の森ネットワーク
154-0004 東京都世田谷区太子堂5-15-3 R-rooms三軒茶屋1-A
TEL.03-6450-9563 FAX.03-6450-9583 MAIL.mori@kyouzon.org
【登録日】2010.10.15