一般財団法人環境イノベーション情報機構
シリーズ 市民が見直す政府開発援助(ODA) "環境事業"の落とし穴:タイ汚水処理施設とマレーシアの巨大導水事業
市民の視点からODAを見直すセミナー・シリーズ。第2回は、サムットプラカン汚水処理プロジェクト(タイ)とパハン・スランゴール導水事業(マレーシア)
を取り上げます。
サムットプラカン汚水処理プロジェクトは、「環境ODA」として日本やアジア開発銀行から資金が供与されましたが、住民の強い反対で中止に追い込まれました
。環境や住民生活への影響、住民参加の欠如など多くの問題が指摘され、現地政治家の汚職も明らかとなるなど、ODA供与に関して様々な教訓を得ることのでき
る事例です。
パハン・スランゴール導水事業は、820億4000万円もの巨額の円借款を供与する「環境案件」ですが、現地では事業の必要性自体を問う声、森林保護区の撤回など生態系への影響、また先住民族の移転に関する懸念が指摘されてきました。「ODAは誰のためにあるのか」といった問いを私たちに投げかけてくれます。
【日時】 2010年9月21日(火)18:30〜20:30
【場所】 環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室
>地図 http://www.geoc.jp/intro/access.html#epo
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
【講師】福田健治(弁護士、ニューヨーク州弁護士、
メコン・ウォッチ副代表理事)
渡辺瑛莉(FoE Japan 開発金融と環境プログラム担当)
【参加費】 500円(主催・協力団体会員無料)
【申込み】 下記をE-mail(event@mekongwatch.org)までご連絡ください。
・ご氏名 、・ご所属、・E-Mailアドレス、・会員/会員以外の別
【主催】 FoE Japan、メコン・ウォッチ
【協力】 地球・人間環境フォーラム
詳細・申込はこちら
http://www.foejapan.org/aid/doc/evt_100921.html
【登録日】2010.09.14