一般財団法人環境イノベーション情報機構
交通と環境に関する名古屋国際会議
交通と環境に関する名古屋国際会議
2003年3月23日〜25日
主催:OECD(経済開発協力機構)、環境省、国土交通省
■背景
交通は社会・経済活動や人々の暮らしに欠かせないものですが、その一方で、大気汚染、騒音・振動、温室効果ガスの排出といった様々な環境問題を引き起こし、それらは近年一層深刻化する傾向にあります。
このため、自動車単体対策など既存政策の推進に加え、自動車に過度に依存しない事業活動や生活様式への変革、環境への負荷の少ない都市構造の創出など、新しい取組みが必要となっております。
地球温暖化問題に強い危機感を抱き、積極的な取組みを見せる欧州諸国では、近年、この意識改革の必要性に着目した取組みが盛んに行われています。
■ESTとは
EST (Environmentally Sustainable Transport )はOECD (経済協力開発機構)が提案する新しい政策ビジョンであり、長期的な視野で環境面から持続可能な交通ビジョンを踏まえて交通・環境政策を策定・実施する取組みです。
人々に対し未来の交通のあるべき姿を示すことにより、人々の意識改革を促し、環境負荷の少ない交通行動や生活様式を選択することを期待しています。
■過去の経緯
1994 年 OECD 環境政策委員会によりEST プロジェクトを開始
1996 年 カナダ バンクーバーにて国際会議を開催
1997 年 ドイツ ベルリンにて国際会議を開催
1998 年 カナダ オタワにて国際会議を開催
2000 年 オーストリア ウィーンにて国際会議を開催
2001 年 OECD 環境大臣会合にて、EST ガイドラインが承認される
2003 年 名古屋にて国際会議を開催予定
■出席予定者
OECD 関係者(事務局、加盟国)
アジア地域各国
国際機関
国内(企業、交通事業者、研究者、NGO 、地方自治体、国、他)
会場:名古屋国際会議場(〒456­ 0036 愛知県名古屋市熱田区熱田西町1 ­ 1 )
http://www.u­ net.ci ty.nagoya.jp/ncc/
使用言語:日本語・英語(会議中は同時通訳あり)
■詳細はホームページをご覧ください。
<http://www.env.go.jp/air/car/est/top-j.html>
【登録日】2002.11.30