一般財団法人環境イノベーション情報機構
APEXセミナー「東インドネシア・フローレス島におけるジャトロファ事業の進捗と展望」
【募集期間】| 2010.09.13〜2010.10.01 第169回 APEXセミナー 2010年10月1日(金)
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「東インドネシア・フローレス島におけるジャトロファ事業の進捗と展望」
講師 田中 直(APEX代表理事)
関連URL:http://www.apex-ngo.org/kokunai/semitokyo.html
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ジャトロファは、強靭で乾燥にも強く、その種子から軽油代替燃料を採取
できる植物として注目され、これまで多くのプロジェクトが構想・試行され
てきました。しかし、その実現はなかなか容易ではなく、APEXが主な活動地
域としているインドネシアでも、成功事例はまだ少ないようです。APEXでは、
折しも世界的な金融危機が発生し、一時のジャトロファ・ブームが急速に下
火となる2008年秋から、逆にじっくりとこの事業に取り組み始めました。そ
れ以来、農地を犠牲にせず荒れ地のみを用いる、搾油・精製を地元で行う、
精製油を極力地域住民の生活向上に役立てる、住民の主体的参加を重視する、
廃棄物・廃熱を有効利用する、などのコンセプトにもとづいてひとつひとつ
活動を積み上げてきました。現在では、苗木づくりから精製油の利用までの
流れをひととおりはつくりあげる段階にいたっています。
今回のセミナーでは、これまでのこの事業の流れをふりかえり、その経験
をふまえ、課題を整理しながら、これからのジャトロファ事業の可能性を展
望したいと思います。
(講師プロフィール)
田中 直
特定非営利活動法人APEX代表理事。1951年東京に生まれる。東京大学
工学部卒業後、石油会社で石油精製プロセス管理、廃プラスチック再生、バ
イオテクノロジー、排水処理などの業務に従事する一方、1987年の設立当初
からAPEX代表を務め、1999年より専従(代表)となる。理学博士。論文
に「適正技術の創出に向けて」(西川潤編『アジアの内発的発展』所収、藤
原書店、2001年)、「適正技術・代替社会」(岩波講座現代社会学第25巻所
収、1996年)、編著書に「転換期の技術者たち」(剄草書房、1989年)、
「エネルギー問題−工業化社会の自然と労働」(社会評論社、1984年)など。
【日 時】 2010年10月1日(金)18:30−20:45(18:15受付開始)
【場 所】 環境パートナーシップオフィス(EPO)
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
http://www.geic.or.jp/geic_sample/intro/access.html#epo
(東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線 表参道駅下車
B2出口より徒歩5分※国連大学後方のエスカレーターより
地下2階へお進み下さい)
【参加費】 800円(APEX会員300円)(定員60名)
【主 催】 特定非営利活動法人APEX
【お申し込み】ウェブサイトから参加登録されるか、メール、電話または
FAXで、第169回セミナー参加希望と明記の上、お名前とご
連絡先(メールアドレスまたは電話)をお知らせ下さい。
【お申し込み/お問い合せ先】
ウェブサイト http://www.apex-ngo.org/kokunai/semitokyo.html
特定非営利活動法人APEX (担当:三木)
TEL:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
〒110-0003 東京都台東区根岸1-5-12井上ビル
E-mail:tokyo-office@apex-ngo.org
URL:http://www.apex-ngo.org/
【登録日】2010.09.13