一般財団法人環境イノベーション情報機構
●フロン対策シンポジウム● フロン問題の解決に向けて
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●フロン対策シンポジウム●
フロン問題の解決に向けて
〜脱フロンと自然冷媒への道をいかにつくるか〜
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エアコンや冷凍冷蔵設備などヒートポンプの冷媒として使われるフロン。現在、オゾン 層保護対策で大半がHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)から強力な温 室効果ガスであるHFC(ハイドロフルオロカーボン)に切り替えが進められて おり、今後、その排出は急増すると言われている。省エネ性能を上げるためにフロンの使用量が増えている場合もある。
一方フロンは、機器の使用段階での漏洩が大きく、廃棄時回収も一向にあがっていない のが現状だ。今後、新規製品は自然冷媒などフロン類を使用しない方法への転換が不可欠であると同時に、これまで作ってきたフロンの市 中バンクの対策をしっかりと行う必要がある。
今年度、経済産業省や環境省では、それぞれフロン対策に関する審議会をはじめてお り、しっかりとした制度化が求められる。そこで、昨今の情勢をふまえ、関係者を招いて、今後のフロン対策のあり方や脱フロンの方向性 について議論すべく、シンポジウムを開催することする。
日時:9月17日(金)13:20〜16:30
会場:都道府県会館 402号室
内容:
1.基調講演「冷凍空調機器の環境負荷低減のための取り組み」
講師:飛原英治氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科
人間環境学専攻教授)
2.政府の取り組み状況(政府関係者交渉中)
3.パネルディスカッション*出演者敬称略
「フロン問題解決に向けた制度をどうつくるか」
<コーディネーター>
西薗大実(ストップ・フロン全国連絡会)
<パネリスト>
有田芳子(主婦連合会環境部会)
瀬下 裕(日本冷凍空調工業会)
鳥波益男(日本冷凍空調設備工業連合会/日本フロン回収事業協議会)
飛原英治(東京大学教授)
桃井貴子(気候ネットワーク)
4.国会議員からのコメント
(内容が若干変更になる場合もありますのでご了承ください)
主催:気候ネットワーク、ストップフロン全国連絡会
問合せ:気候ネットワーク東京事務所
TEL:03-3263-9210 FAX:03-3263-9463
*本シンポジウムは、公益信託地球環境保全フロン対策基金の助成を受けて実施するもの です。
【登録日】2010.09.10