一般財団法人環境イノベーション情報機構
国際セミナー「野生生物犯罪の生物多様性に対する影響:野生生物の生息国及び消費国の視点からの分析」
野生生物は人類存続の基盤である生物多様性の構成要素であり、種の絶滅はその喪失を意味します。一方、野生生物製品は、銃、薬物とともにブラックマーケットの3大商品といわれ、国際シンジケートの資金源ともなっています。
このセミナーでは、生物多様性に対する野生生物犯罪の実態を明らかにし、2020年に向けて野生生物の消費国と生息国がとるべき行動を議論します。
●報告1「日本における絶滅危惧種の違法取引および直面する課題の分析」坂元雅行(トラ・ゾウ保護基金事務局長/弁護士)
●報告2「生物多様性の喪失と野生生物犯罪:ケーススタディとしてのインド」ビベック・メノン(インド野生生物トラスト事務局長/デリー野生生物名誉保護官)
●報告3「地球規模の野生生物犯罪を監視する試み:『野生生物犯罪及び法執行モニタリングシステム(WEMS)』」レミ・チャンドラン(トウェンテ大学 地理情報科学及び地球観測学部研究員
●パネルディスカッション
【登録日】2010.08.25