一般財団法人環境イノベーション情報機構
「ウォーター・フットプリント」に関する国際ワークショップ (6月3日(木)オープンセッション)
【募集期間】| 2010.05.11〜2010.05.25 国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP/IETC)と公益財団法人 地球環境センター(GEC)は、「ウォーター・フットプリントに関する国際ワークショップ」を開催します。
近年、水をとりまく状況について、世界の各地で、量の不足、水質汚濁、水辺の生態系の変化など、様々な問題が顕在化しています。「ウォーター・フットプリント」とは、ある製品のライフサイクルで使用される水の総量のことで、原材料の調達から、製品の製造、輸送、利用などの段階で使われた水の量を表すことから、企業や消費者が世界的な水危機の影響を理解し対処する上で役に立つと考えられており、現在、農産物・飲食料品・工業製品などで、算出が始められているほか、国際標準化機構(ISO)において国際規格化の動きが進められています。
今回の国際ワークショップは、6月1〜3日に国内外の専門家を招待し、ウォーター・フットプリントに関する課題、カーボン・フットプリントとの整合、今後の国際展開などについて議論するものですが、このうちの6月3日午後をオープンセッションとして、企業や一般の方にもご参加いただき、ウォーター・フットプリントの概念、ISO規格化に関する進展や課題、経済活動やCSRとの関連などについての報告、企業での適用事例の紹介、ならびに参加者の皆さんからの質疑応答などを行いたいと思います。
■日時: 2010年6月3日(木) 13時〜17時
■場所: 大阪市鶴見区緑地公園2-110 地球環境センター 会議室
(大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地」駅下車徒歩5分)
http://gec.jp/main.nsf/jp/-Contact
■講演者(予定):
東京大学 生産技術研究所教授 沖 大幹 氏
ISOウォーター・フットプリント作業部会議長 Sebatien Humbert 氏(スイス)
ウォーター・フットプリント・ネットワーク事務局長 Derk Kuiper 氏(オランダ)
■参加費:無料
■定員:40名
■申込方法:事前申込必要。GECホームページhttp://gec.jp/jp/wf-ws.htmlをご覧ください。
【登録日】2010.05.12