一般財団法人環境イノベーション情報機構
PRTR(環境汚染物質排出・移動・登録)データ活用はどこまで進んだか
【募集期間】| 2010.05.06〜2010.05.29 平成11年(1999年)7月に成立した特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律(化管法)によって、日本でも平成13年(2001)年4月から環境汚染物質排出・移動・登録制度(PRTR制度)が本格施行され、毎年、集計・公表が行われています。平成20年(2008年)からは個別事業所情報の提供も環境省や経済産業省のウエブサイトから開始されました。社会への情報提供によって企業の化学物質の自主管理、環境保全の未然防止を進める制度であり、地域住民や労働者の知る権利の確保にもつながる制度ですが、各企業の情報提供には反響がほとんどなく、PRTRデータを活用したリスクコミュニケーションもなかなかひろがっていないのが現状です。そこで、本シンポジウムでは、PRTRデータの活用推進を積極的におこなっている各主体からそれぞれの活動をふまえてPRTRデータ活用の課題を報告いただき、PRTRデータを化学物質の自主管理や環境保全の未然防止、地域住民・労働者の知る権利の推進のために、今以上に活用する制度などを検討します。
日時:2010年5月29日(土) 13:30〜16:30
場所:東京芸術劇場 大会議室(東京都豊島区西池袋1-8-1/
電話 03-5391-2111(代))
交通:JR池袋駅南口より徒歩1分 (地下道2b出口)
プログラム:(演題は仮題、敬称略)
1.開催趣旨説明およびエコケミストリー研究会の活動から見えてきたPRTRデータの活用と課題
横浜国立大学大学院特任教授・エコケミストリー研究会代表 浦野紘平
2.有害化学物質削減ネットワークの活動から見えてきたPRTRデータの活用と課題
(特非)有害化学物質削減ネットワーク 理事長 中地重晴
3.神奈川県の化学物質に関する情報提供の取り組みを踏まえたPRTRデータの活用と課題
神奈川県環境科学センター 調査研究部 専門員 岡 敬一
4.自治体・業界団体への質問票調査から浮かび上がるPRTRデータ活用の現状と課題
横浜国立大学環境情報研究院准教授 小林 剛
5.企業の自主管理及びリスクコミュニケーションの実践から見えてきたPRTRデータ活用の現状と課題
企業関係者(交渉中)
休憩
6.パネルディスカッション
コーディネーター
横浜国立大学大学院特任教授・エコケミストリー研究会代表 浦野紘平
パネリスト 上記話題提供者
コメンテーター 環境省環境安全課 課長 早水輝好
主 催:NPO法人 有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
協 賛:エコケミストリー研究会
定 員:112名(事前申込)
※定員を超える場合はご入場できませんので事前にお申込みお願いします
参加申込:氏名及び連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレスなどいずれか一つで結構です)
を明記の上、電子メール、ファックス、葉書等にてNPO法人 有害化学物質削減ネット
ワーク(問い合わせ先参照)までお申し込みください。
資料代:500円
問合せ先・参加申込:NPO法人 有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
〒136-0071東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル4階
TEL&FAX:03-5836-4359 e-mail:comeon@toxwatch.net
http://www.toxwatch.net/
【登録日】2010.05.06