一般財団法人環境イノベーション情報機構
山里生物多様性保全プロジェクト〜清水いきもの復活大作戦・春の巻〜
山里の生物多様性の回復を目指すプロジェクトに参加しませんか?
新潟県南魚沼市清水集落では、人手不足と利用価値の減少により人工林・二次林が放置され、水田は全て耕作放棄地となっています。ホタルやトンボ、カエル、カタクリなどがここ数年で激減するなど、長きにわたる人と自然の共存によって保たれていた生物多様性が崩れつつあります。山里の生物多様性の変化は、都市住民にとっても人ごとではなく、食や水など生活の様々な面に影響があります。このプロジェクトでは、年間に渡って都市住民が山里の人たちと一緒に生物多様性保全のための作業を行います。
清水の人たちと一緒に汗を流し、生物多様性を守る仲間になりませんか?「生態系」の面白さや不思議さを体験できると同時に、山里の昔ながらの暮らしの知恵や技を見つけたり、日々の暮らしを見直したりと、新しい発見が待っています。
【日程】2010年5月22日(土)-23日(日)一泊二日
【場所】新潟県南魚沼市清水
【参加費】民宿泊9,800円、公民館寝袋泊5,800円(別途交流会1,000円程度)
【交通】チャーターバス(無料。22日8時新宿西口発ー23日15時清水発予定)
【内容】
■休耕田の手入れ
標高が高く米の栽培に適さない清水では、現在田んぼは全て休耕地となり、ホタルやカエル、トンボがどんどん減っています。休耕田の草を刈り、水の流れを復活させることで、生き物の復活を目指す作業です。年間に渡って段階的に作業をし、変化を観察していきます。
■ナメコ栽培の手伝い
集落の奥の山に入り、ナメコ菌を原木に打ち込む「コマ打ち」の作業を手伝います。山の恵みを得るためにはどのような環境が必要なのか、作業をしながら考えていきましょう。生物多様性を利用した循環型社会のヒントが見えてきます。
■交流会
初日夜、清水の人たちとじっくりと語り合う時間です。
【問い合わせ・申し込み】
NPO法人エコプラス「TAPPO 南魚沼やまとくらしの学校」
〒949-6401 新潟県南魚沼市栃窪1120
TEL : 025-782-5103 FAX : 025-782-5104
E-mail : tappo@ecoplus.jp
(申込フォームはこちら)*申込締切:5月14日(金)
http://www.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&aid=634&genre=9
【登録日】2010.04.27