一般財団法人環境イノベーション情報機構
『Microsoft Excelを利用した加速寿命試験データ解析と信頼性予測』
【募集期間】| 2010.04.02~2010.05.07

http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=522
★加速寿命試験から得られる故障時間を元に寿命データ解析を行えるようになる!
★温度加速、電圧・電界加速、電流密度加速、湿度加速、熱ストレス加速、機械的ストレス加速など、電子部品、半導体デバイスの寿命データ解析と加速試験が Excelで行えるようになる特別講座!
【講 師】
お問い合わせいただいた方には御報せいたします
【会 場】
(株) 日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】
http://www.techzone.jp/post_6.html
【日 時】2010年5月12日 (水) 10:30~16:30
【聴講料】
1名につき52,500円(税込)
※同一法人より2名以上でのお申し込みの場合、1名につき47,250円
【講演趣旨】
加速寿命試験では対象や目的ごとに加速手段は異なるが、基本的には温度加速、電圧・電界加速、電流密度加速、湿度加速、熱ストレス加速、機械的ストレス加速などが行われる。
本講義では、加速寿命試験のアウトプットとして得られる故障時間の料理の仕方を講義し、演習する。料理の仕方といっても、レシピだけでは、本当に旨い料理はできない。レシピの前提となる基礎を講義し、その後にレシピを紹介する。実際にMicrosoft Excelで寿命データ解析ができるところまで解説する。
基礎的な寿命データ解析ができる段階まで理解した後、応用編として、確率プロットが直線にのらない場合の対処法と半導体デバイスを対象とした解析の事例を紹介する。後者としてはIRPS (信頼性物理国際会議) の論文を対象に調査した結果、配線寿命の裾の分布から中央の分布までを効率的に評価した事例を紹介する。
最後に使いものになるまで演習を行う。
Ⅰ.寿命データ解析に必要な基礎的事項
1. 少数サンプルの危険性
・ワイブル分布と対数正規分布は少数サンプルでは見分けが付かない!
2. バスタブカーブ
・デバイス全体としての分布をみる
3. 寿命データの種類、解析の目的、解析法の種類
4. 寿命データ解析に必要な確率・統計の基礎的概念・用語
a. サンプリング
b. 信頼性の指標
・故障率
・累積ハザード関数
・累積故障確率
・パーセント点
・メディアン寿命
・平均寿命
・信頼度
c. 重要な3分布
・指数分布
・ワイブル分
・対数正規分布
・応用 : 同じデータを元にしたワイブル分布と対数正規分布の0.01%点の比較
Ⅱ.寿命データ解析の基礎
1. 寿命データの種類と解析法の違い
a. 寿命データ解析フロー
b. 完全データ
c. 定時打ち切りデータ
d. 定数打ち切りデータ
e. 任意打ち切りデータ
2. ワイブル確率プロット法
3. 対数正規確率プロット法
4. 累積ハザードプロット法
Ⅲ. Microsoft Excelを使った寿命データ解析
1. Microsoft Excelによる確率プロットの手順
2. ワイブルプロットの例
3. 対数正規プロットの例
Ⅳ.応用編
1. 確率プロットで直線にならない場合
2. IRPS (信頼性物理国際会議) にみる寿命データ解析の使われ方
3. 分布の裾から中央までの効率的評価解析法 : 0.0065%~55.6%をカバー
Ⅴ. 演習
・Microsoft Excelを使った寿命データ解析
【登録日】2010.04.02