一般財団法人環境イノベーション情報機構
インドネシア・マングローブ再生プロジェクト報告会
インドネシアのジャワ島スマランでは、地球温暖化による海面上昇と工業化による地盤沈下の影響で沿岸部の漁村は深刻な浸水被害を受けています。
先進国の引き起こした温暖化の被害と、自らの経済発展の弊害に同時に直面し、インドネシアの人々は今、持続可能な発展の必要性に迫られています。
FoE Japanでは、かつて日本への輸出向けのエビのためにマングローブの森を切り開いて作られた養殖地が、今や侵食や塩害により養殖地自体を失いつつある貧しい漁村で、天然の堤防となるマングローブの森を見直し、再生するプロジェクトを実施しています。
本報告会では、現地のの抱える途上国ならではの複雑な環境・社会問題、FoE Japanによるコミュニティ・エンパワーメントを含む植林支援と、地方政府との連携
体制や沿岸保全政策への働きかけについて、これまでの進捗状況をご報告します。
また、実際に現地でマングローブ植林に貢献できるインドネシアエコツアーのご紹介も行います。途上国の地球温暖化の影響への対応と持続可能な発展に関してご関心のある方のご参加をお待ちしています。
【日時】2010年3月26日(金)18:30〜20:30
【場所】FoE Japan事務所会議室
http://www.foejapan.org/info/contactus.html
【お問合せ先】国際環境NGO FoE Japan 担当:柳井
TEL: 03-6907-7217
【登録日】2010.03.08