一般財団法人環境イノベーション情報機構
荒川流域再生シンポジウム
![](image.php?f=20139.jpg)
■2009年度第2回みずかけ“サ”論
第13回荒川流域再生シンポジウム
〜コウノトリが舞う50年後の荒川流域その再生に向けて〜
http://plaza.geic.or.jp/event/event_syo.php3?serial=20139
建材として下流の都市に送られる源流の木。コウノトリやトキが舞う冬水田圃。有機栽培のために活用される雑木林。東京湾から溯上したアユが上流域まで自由に上れる荒川と入間川。50年後に再生させる荒川流域の環境のデザインとロードマップづくりを始めよう。
【日程】平成22年2月11日(木・祝日)
【時間】9:40開場 16:30終了
【会場】国立女性教育会館(埼玉県嵐山町)
http://www.nwec.jp/jp/about/access.html
【費用】無料
●テーマ1「源流の森林を生かす流域市民の課題」
●テーマ2「平地林を保全し、冬水田圃を復活する」
●テーマ3「東京湾から上るアユの溯上環境を創る」
荒川流域ネットワークは、荒川流域の諸団体と共同で進めてきた「あらかわ流域水環境シンポジウム」を引き継ぎ、荒川流域の自然環境の再生と流域の関係諸団体の理解と連携を深めるため、2008年から「荒川流域再生シンポジウム」と名称を変えて開催し、そこで「みずかけ“サ”論」という形でオープンな議論を重ねて来ました。
今年度、2回目のシンポジウムを開催することになり、荒川流域再生プロジェクトが進めてきた「菅間堰アユ溯上作戦」の結果を報告するとともに、荒川流域が抱えている山・川・水田・平地林・都市の環境的な課題の解決に向けて立場を超えて討論を重ねていきたいと考えております。荒川流域で活動されている多くの団体・個人の方および関係する機関の方のご参加をお願いいたします。
【みずかけ“サ”論タイムスケジュール】
09:40 受付開始(研修室101号)
10:00 主催挨拶・来賓挨拶
10:15 ●テーマ1「源流の森林を生かす流域市民の課題」
問題提起:大野輝尚氏(秩父市 環境農林部 管理幹)
「源流の森林を生かすための技術、マーケットの創造、植生のデザインについて」
10:40 ●テーマ1 みずかけ“サ”論
11:45 昼食
12:30 ●テーマ2「平地林を保全し、冬水田圃を復活する」
問題提起:小川泰男氏(さやま環境ネットワーク 緑の分科会 リーダー)
「都市に隣接する平地林の活用法と税制システム改正への提言」
問題提起:川島秀男氏(鴻巣の環境を考える会 会長・荒川流域ネットワーク 理事)
「荒川流域にコウノトリを復活させるためのロードマップづくり」
13:15 ●テーマ2 みずかけ“サ”論
14:00 休憩
14:15 ●テーマ3「東京湾から上るアユの溯上環境を創る」
問題提起:金澤光氏(埼玉県環境科学国際センター 自然環境担当部長)
「2009年度の入間川・越辺川での標識アユ遡上調査結果から」
問題提起:村岡敬子氏((独)土木研究所 水環境研究グループ 河川生態チーム 主任研究員)
「近年の魚道及び簡易魚道についての情報及び基礎知識」
15:15 ●テーマ3 みずかけ“サ”論
16:30 終了
※10日19:00から国立女性教育会館で流域団体の交流会を開催致します。宿泊を希望される方は事前にご連絡下さい。宿泊費は食費別で2,800円です。
※昼食は会館の食堂でとることが可能ですが、混み合って時間が掛かる可能性がありますので、できるだけ各自ご持参下さい。
【アクセス】
国立女性教育会館(埼玉県嵐山町)
http://www.nwec.jp/jp/about/access.html
東武東上線武蔵嵐山駅から徒歩15分
○武蔵嵐山駅へは池袋駅から東武東上線下り急行に乗車60分
○小川町駅から東武東上線上り7分
※東京メトロ有楽町線・副都心線和光市駅から東武東上線に乗換ができます。
【問い合わせ】
090-7804-5722(鈴木)
■主催
NPO法人荒川流域ネットワーク
荒川流域再生プロジェクト
■共催
NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム
NPO法人秩父の環境を考える会
NPO法人熊谷の環境を考える連絡協議会
NPO法人さやま環境市民ネットワーク
NPO法人荒川の自然を守る会
鴻巣の環境を考える会
鶴ヶ島の自然を守る会
新河岸川水系水環境連絡会
埼玉県河川環境団体連絡協議会
NPO法人ふるさと東京を考える実行委員会
比企の川づくり協議会
(この事業は(社)関東建設弘済会の助成を受けています)
<参考:荒川の特長紹介>
荒川は荒川の本川だけではなく、 荒川に流れ込む入間川や荒川から分流する隅田川などの沿川も荒川流域となります。流域とは、雨や雪解け水などが、地表や地下を通って、その川に流れ込んでくる地域のすべてを指します。
荒川は、名前のついた川だけでも新河岸川水系を含めると100もの支流を持っています。
荒川の流域面積は約2,940平方キロメートルで、全国で19番目の広さ。 東京都・埼玉県の79市区町村が荒川流域に含まれています。
■流域面積:2,940平方キロメートル
■想定氾濫区域内人口:約500万人
■幹線流路延長:約173キロメートル
■水道用水供給人口:約1,500万人
■流域内人口:約930万人
■年間利用者数:約2,350万人
(出典:NPO法人荒川流域ネットワーク HP http://www.arariver.org/ より)
【登録日】2009.12.30