一般財団法人環境イノベーション情報機構
地域自然情報研究会 遺伝的多様性を守るための空間ユニット
「遺伝的多様性を守るための空間ユニットの設定」
−ESU・MUの実践と課題−
講師 佐伯 いく代(首都大学東京牧野標本館)
日時:11月21日(土) 14:00〜15:30
会場:環境情報学習センター(エコギャラリー新宿)
要旨・案内
野生動植物の保全に取り組む際、遺伝子レベルで起こっている事象に対し、私 たちは何をどこまで知り、どう関与すべきなのでしょうか。
遺伝的多様性を守るための空間ユニット[ESU(進化的重要単位)、MU(管理単位)]の設定を中心にご紹介します。これらの空間ユニットは、遺伝子レベルの多様性を保全するための具体方策の一つとして、近年、さかんに研究が進められています。
私自身が絶滅危惧植物のユニット設定に取り組んだ経験や、国内外の研究状況を 紹介し今後の課題について至極個人的な意見(!?)を述べさせていただければと 思っています。また、遺伝的多様性のデータと空間解析を組み合わせて優先的に 保護すべきエリアを探索したり、気候や地形などの景観要素との関係を調べた事例にも触れる予定です。
遺伝子レベルの研究をされている方も、そうでない方も、おこしいただければ 幸いです。
参加費:500円(ただし、 NPO法人地域自然情報ネットワーク会員は無料)
申し込み・問い合わせ先
地域自然情報ネットワーク事務局
mail:gcnken@gmail.com
申し込みの際はお名前、所属、 連絡先メールアドレスをお知らせください。
会場(エコギャラリー新宿)の詳細は以下です。
http://www.shinjuku- ecocenter.jp/facilities/access.html
〒160-0023 東京都新宿区西新宿2−11−4 新宿中央公園内
TEL 03-3348-6277
【登録日】2009.11.17