一般財団法人環境イノベーション情報機構
国際市民セミナー 国際的な水銀規制をどう進めていくのか〜日本とアジアの取組み〜
【募集期間】| 2009.08.11〜2009.09.26 2003年からUNEP(国連環境計画)は水銀プログラムを開始し、今年2月管理理事会で水銀規制のための国際条約化の方向を決めました。@水銀の一時生産廃止(新たな採掘の禁止) A水銀の輸出禁止 B2020年までに水銀の使用・排出量の大幅削減 などです。
すでに、EU、アメリカは水銀輸出禁止法を制定しています。日本では水銀の使用量が大幅に減少していますが、回収した余剰水銀が年間約100トン発生し、輸出しています。欧米のNGOから、欧米並みに輸出禁止を求められています。水銀の輸出を禁止すれば、長期永久保管が必要となり、技術的安全性や用地確保など課題があります。
国際的な水銀規制が進む中で、深刻な水銀被害(水俣病)を経験した日本はどうすべきなのか、市民として、どう取り組むのかを考えたいと思います。関心のある方はご参加下さい。
日時:2009年9月26日(土)10時〜16時30分
場所:国際協力事業団(JICA)総合研修センター国際会議場
☞交通:JR中央線・総武線「市ヶ谷」徒歩10分
都営地下鉄新宿線「市ヶ谷」徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷」6番出口 徒歩10分
プログラム: 同時通訳あり
1.講演
@「水銀国際条約の動向と日本政府の取組 み」
関谷毅史さん(環境省環境安全課課長補佐)
A「日本における水銀の排出インベントリーについて」
貴田 晶子さん(国立環境研究所特別客員研究員)
(昼食 休憩)
B「国際的な水銀禁止の市民活動」
リチャード・グティエレスさん(Ban Toxics)
C「日本のNGOとして水銀問題にどう取り組むのか」
安間 武さん(化学物質問題市民研究会)
(休憩)
D「水銀の環境汚染の現状、世界と日本」
中地 重晴(環境監視研究所/有害化学物質削減ネットワーク)
2.総合討論「国際的な水銀規制をどう進めていくのか」
終了後、懇親会
主催:有害化学物質削減ネットワーク(Tウォッチ)
協力:化学物質問題市民研究会 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
参加費:資料代500円 懇親会会費3000円
事前申込 (定員180名)
問合せ先:NPO法人 有害化学物質削減ネットワーク
〒136-0071東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル4階
TEL&FAX:03-5836-4359 e-mail:comeon@toxwatch.net
【登録日】2009.08.11