一般財団法人環境イノベーション情報機構
生物多様性条約COP10で何を知り何を環境教育に活かすべきか
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日本環境教育学会大会 自主課題研究（集会）
生物多様性条約COP10で何を知り何を環境教育に活かすべきか
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●日時 7月26日（日）午後４時〜6時
●場所 東京農工大学（府中キャンパス）
〒183-8538 東京都府中市晴見町3-8-1
地図下記ホームページ参照
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsoee/meet/taikai2009/youkou090421.pdf
●講演内容
趣旨説明 ／ 生物多様性条約の概要
長野 義春
（越前市エコビレッジ交流センター・生物多様性フォーラム評議員）
話題提供1
生物多様性条約COP10で注目すべき点
ＣＢＤ市民ネットワーク
話題提供２
生物多様性基本法と生物多様性条約は国内にどう影響を与えているか
草刈 秀紀
（野生生物保護学会・ＣＢＤ市民ネットワーク）
その後は質疑応答と意見交換
【開催の趣旨】
1992年にリオ・デ・ジャネイロ（ブラジル）で開催された
国連環境開発会議（地球サミット）で気候変動枠組条約と
生物多様性条約が採択されました。
同じ会議で採択されたことから、気候変動枠組条約と
生物多様性条約を双子の条約と表現する場合もあります。
気候変動枠組条約は、1997年COP３を京都で開催、
京都議定書を採択。日本では官民上げての普及啓発活動が広がりました。
一方、生物多様性条約は、国内で生物多様性国家戦略は作られ続けたものの、
2008年にようやく生物多様性基本法が成立。
第24条（国民の理解の増進）に
「学校教育及び社会教育における生物の多様性に関する教育の推進」
などの記述があり、生物多様性に関する教育を進めるべきですが、
普及啓発の面でいま一歩出遅れている感があります。
2010年に愛知県名古屋市において生物多様性条約COP10が開催されます。
この集会では、生物多様性条約に詳しいＣＢＤ市民ネットワークの方々より
話題提供して頂き、COP10で何が話し合われるのか、
何に注目すべきかを知り、COP10を向かえるまでと、COP10が終わってから、
何を普及啓発し環境教育に活かすべきか意見交換します。
【生物多様性条約の範囲】
生物多様性条約は、自然保護、気候変動の緩和・適応、食糧や水
などの生態系サービス、貧困と開発、先住民族の権利・伝統的知識、
外来生物・遺伝子組み換え生物の規制、生物資源の持続可能な利用、
遺伝資源のアクセスとその利用から得られる利益の公正かつ衡平な配分
なども含む広範な条約で、
私達の実生活に関わる重要なテーマが含まれています。
【生物多様性条約COP10】
生物多様性条約（Convention on Biological Diversity /CBD）の
締約国会議（Conference of the Parties /COP）には、
世界各地から約7，000人、191ヶ国の締約国政府、国際機関、
NGOが集まり10日間以上かけて話合いがなされます。
2010年に開催する第10回締約国会議（COP10）は節目の会議であり、
決議事項は、国内法や国内政策にも影響を与えます。
●参加資格
この自主課題研究（集会）は日本環境教育学会第20回大会
（2009年7月25日〜26日 会場：東京農工大学）の
プログラムの一部として開催します。
大会には学会員以外の方でも参加可能ですが、大会参加費が必要です。
●「日本環境教育学会第20回大会」について
下記ホームページ参照
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsoee/meet/taikai2009/index.html
●「日本環境教育学会第20回大会」の要項や大会参加費など
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsoee/meet/taikai2009/youkou090421.pdf
●企画者
長野義春（越前市エコビレッジ交流センター）
草刈秀紀（野生生物保護学会）
道家哲平（日本自然保護協会・ＩＵＣＮ−Ｊ事務局）
●この集会の問合せ
生物多様性条約COP10で何を知り何を環境教育に活かすべきか
越前市エコビレッジ交流センター 長野義春
〒915-1225 福井県越前市湯谷町25-25-2
TEL・FAX 0778-28-1123
【登録日】2009.07.02