一般財団法人環境イノベーション情報機構
d-log.040-3 アサザプロジェクト -自然と人間の調和をめざす エコ・ジャポニズム-
アサザプロジェクト
-自然と人間の調和をめざす エコ・ジャポニズム-
共催:環境省/協力:GEIC
市民型公共事業と呼ばれるアサザプロジェクト。
「100年後にトキが舞う霞ヶ浦」 を目指す 市民の提案による創造的な
プロジェクトである。延べ18万人を超える市民、農林水産業、学校、
企業、行政などの多様な主体が参加し、生物多様性の保全を通じて
健全な水循環や生態系の物質循環を達成していくための新たな
社会システムの構築が進められている。
地域にある既存の社会システムやコミュニティというフレームの上で、
地域の人材や組織、資源、技術、産業、教育を活用して環境保全と
両立した地域振興を進める発想は、発展途上国でも容易に導入可能であり、
環境教育を軸にネットワークを拡げ、国際社会への貢献も視野に入れ
活動している。
日時: 2009年8月6日(木)
19:00〜21:00 (受付開始18:45)
講師: 飯島 博 氏(NPO法人アサザ基金代表理事)
1956年長野県生れ。国内有数の湖、霞ヶ浦の環境再生を目標に、
独自のアイディアでさまざまなビジネスモデルを提案し、
流域の170を超える小学校などの教育機関や企業、行政、
農林水産業を結ぶネットワーク事業を展開。
延べ18万人を超える市民が参加するなど、市民型公共事業
「アサザプロジェクト」は先進的取り組みとして注目されている。
【登録日】2009.06.25