一般財団法人環境イノベーション情報機構
高木基金 市民科学研究成果発表会(7/26(日) キャンパスプラザ京都にて)
高木基金は、核や原子力の問題を在野の立場から批判的に研究し、
2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志によって設立され、仁三郎の
遺産と、基金の主旨に共鳴する一般の方からの会費・寄付を財源と
して、「市民科学」を志す市民やグループへの調査研究・研修を助
成しています。
この成果発表会では、2008年度に高木基金の助成を受けて実施さ
れた調査研究・研修の成果を広く一般のみなさんに報告します。
研究の分野は多岐にわたりますが、いずれも市民社会に大きな影
響を及ぼす問題でありながら、行政や一般の研究者が取り上げない
ものを、普通の市民や市民グループが地道に調査・研究しているも
のです。
ぜひ多くの方に参加していただき、研究の成果に対するご意見や
ご助言などをお聞かせいただくなかで、研究成果を深める場とした
いと思います。
【日 時】 2009年7月26日(日)
開 会 13:00 (開場 12:45)
終 了 17:30 (予定)
【会 場】 キャンパスプラザ京都 第3講義室
京都市下京区西洞院通塩小路下ル
(JR京都駅から徒歩約10分
/京都駅駐車場西側)
【参 加 費】 資料代 1,000円
【参加申込】 当日参加も可能ですが、資料準備の
ため7月22日(水)までに E-mail
かFax でお申し込み下さい。
【申し込み・問い合わせ】
認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階
事務局携帯 070-5074-5985 Fax 03-3358-7064
E-mail info@takagifund.org http://www.takagifund.org
<高木基金は国税庁承認の認定NPO法人です。高木基金への
会費や寄付には、寄附金控除が適用されます。>
【2009/7/26(日) 市民科学研究成果発表会 プログラム 】
13:00〜 開会・趣旨説明
13:15〜 成果発表(前半)
● 遺伝子組み換え食品を考える中部の会 伊澤 真一さん
・・・・【助成金額 20万円】
「遺伝子組み換えナタネの拡散を防ぐための名古屋、
四日市港周辺の調査研究と活動」
● 水俣病センター相思社 遠藤 邦夫さん
・・・・【助成金額 50万円】
「産廃阻止マニュアルの作成」
(助成決定当初は、「水俣市における廃棄物最終処分場
建設計画の環境影響に関する調査研究」というテーマ
でしたが、処分場事業者が撤退したため変更しました。)
● 三浦の自然と大村湾の環境を守る会 野田 智子さん
・・・・【助成金額 20万円】
「大村市西部町江川流域の水質調査および江川河口海域
の生態系の把握」
● 澤田 慎一郎さん ・・・・【助成金額 10万円】
「大阪・泉南地域の石綿被害実態と石綿公害問題の検証」
15:10頃〜 休憩
15:25頃〜 成果発表(後半)
● 鞆まちづくり工房 松居 秀子さん
・・・・【助成金額 20万円】
「鞆(とも)港埋立て架橋阻止に要する「亀の甲(亀甲状
石積み)」の調査」
● 香川ボランティア・NPOネットワーク 石井 亨さん
・・・・【助成金額 25万円】
「別当川の自治と治水の批判的検証」
● 北限のジュゴンを見守る会 鈴木 雅子さん
・・・・【助成金額 50万円】
「市民による沖縄のジュゴン保護のための野外調査、
文化調査とそれに基づく保護ロードマップの構築」
● 長島の自然を守る会 高島 美登里さん
・・・・【助成金額 90万円】
「上関原発予定地長島の生態系の解明と詳細調査による
ダメージの検証及び地域再生に向けた実験的試行」
17:30頃 閉会
・それぞれの調査研究・研修の概要などは高木基金のホームページ
に掲載していますので、ぜひご覧下さい。
→ http://www.takagifund.org/archives2/top.html
・当日、終了後に、会場近くにて、助成先のみなさんを囲んでの懇
親会を予定しています。
・2008年度に助成を受けて実施された国内枠の調査研究・研修は
全体で22件あり、今回の成果発表会では、その内の8件の発表を
行います。その他の14件については、以下の通り、東京にて別に
発表会を行います。プログラムなどは追って高木基金のウェブ
サイトに掲載します。
日 時:9月27日(日) 10:00〜18:00頃
場 所:JICA地球ひろば講堂
(東京都渋谷区広尾4-2-24 地下鉄日比谷線広尾駅 下車1分)
【登録日】2009.06.16