一般財団法人環境イノベーション情報機構
5/16・17「多摩川・鶴見川の淡水ガメ」プロジェクトで日帰り生態調査ボランティア募集中!
―多摩川にすむ淡水ガメの生態調査に参加しよう!―
日本では古くから親しまれてきたカメ。田んぼや小川に棲んでいるカメを飼って遊ぶなど、その文化は決して少なくありません。しかし、最近では、カメの生息地も減り、人工護岸で陸地への移動が難しくカメの産卵さえ厳しい条件になるなど、生息数の減少が心配されています。
最近は外来種も勢力を伸ばし、もともと日本に生息していたニホンイシガメやクサガメなどの在来種への影響も明らかになってきました。野生化した北米産のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)やカミツキガメによって、日本のカメのエサや生息場所が奪い取られることも考えられます。
この調査では、まだこうしたカメなどの生物の生息実態があまり明らかになっていない都市河川をフィールドとして、実態調査を行い、都市の自然環境の保全につなげていきます。
ボランティアは、土曜日に捕獲カゴを設置し、日曜日に引き上げ、淡水ガメの記録を行います。この他、哺乳類による淡水ガメの捕食・減少の実態調査も手伝います。
普段なかなか見る機会のない、多摩川や鶴見川の淡水ガメを中心にした実際を知る非常にいい機会です。環境ボランティアのビギナーも大歓迎です。楽しく、そしてとても大切な野外調査に、ご協力・ご参加をお願いします。
持ち物など、詳しくはWEBページにて
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/r-turtle/index.html
調査実施日:
チーム1:
2009年5月16日(土)[日帰り]・・・多摩川支流:捕獲カゴの設置・哺乳類痕跡調査
チーム2:
2009年5月17日(日)[日帰り]・・・多摩川支流:カメの捕獲・測定
チーム3:
2009年6月27日(土)[日帰り]・・・鶴見川支流:捕獲カゴの設置・哺乳類痕跡調査
チーム4:
2009年6月28日(日)[日帰り]・・・鶴見川支流:カメの捕獲・測定
■募集について
※先着順で申し込みを受け付けます。空き状況は随時お知らせしておりますので、お早めにお問い合わせください。
■参加費用:
8000円
※ボランティア本人の現地費用や保険、プロジェクト運営などに充当されます。
※現地集合・現地解散です。
※この他非会員はアースウォッチへの入会が必要です。
参加条件について
http://www.earthwatch.jp/getinvolved/condition/doc-japan.html
■■アースウォッチについて■■
アースウォッチは、1971年アメリカ・ボストンで設立された国際NGOです。野生動物や生態系の保全など、生物多様性に関する研究にボランティアを派遣し、支援を行っています。
URL:http://www.earthwatch.jp
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【登録日】2009.03.27