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イベント情報国連大学高等研究所セミナー:Consequences for the Japanese Economy of an Increase in Typhoon Intensity due to Climate Change

国連大学高等研究所セミナー:Consequences for the Japanese Economy of an Increase in Typhoon Intensity due to Climate Change

【カテゴリ】 地球環境 地球温暖化

【開催日】2009.03.30

【開催地】神奈川県


国連大学高等研究所(UNU-IAS)

主催


Consequences for the Japanese Economy of an Increase in Typhoon Intensity due to Climate Change

2009年3月30日(月)、2:30〜3:30、UNU-IAS(横浜)


プログラム


2:30〜2:35 開会挨拶:スニータ スブラマニアン、UNU-IAS リサーチアソシエイト
2:35〜3:05 プレゼンテーション:ミゲル エステバン、UNU-IAS 博士修了研究員
3:05〜3:30 質疑応答


概要

地球温暖化は21世紀の最も困難な問題と考えられています。地球温暖化に対する懸念の一つは、海水温の上昇の結果として台風の頻度と強度が増す可能性です(Nordhaus 2006)。太平洋の熱帯低気圧にさらされる国の1つである日本は、このような天気系がもたらす激しい物理的被害や間接的な経済的影響を経験してきました。この影響には、公共交通機関や港などその他の重要産業の停止による生産性の損失が含まれます。既存の研究の多くは、熱帯低気圧(たとえば交通システムの混乱や洪水による健康への影響)の非直接的効果を計算することなく、自然災害の物理的な被害に集中しています。UNU-IASによる最近のコンピューターシュミレーション研究では、この格差を生める試みを行い、報告書を作成しています。2085年における熱帯低気圧の予想風速分布の指標を提供するKnutsonとTuleyaの研究結果(2004)を使用することで、気候変動による台風強度の増加が日本経済に与える影響をモデル化することができます。

講演者のプロフィール

ミゲル エステバン: 現在、国連大学高等研究所 JSPS-UNUポストドクトラル フェローとして、気候変動が自然災害に与える影響と、考えうる自然災害対策戦略の評価をしています。2006年、“Structural and Financial Risk Assessment of Caisson Breakwaters against Wind Waves and Tsunami Attack”と題した論文で、沿岸工学の博士号を取得しました。このテーマには、ケーソン防波堤の破壊モードと建設に伴う財務的リスクの評価が含まれます。2002年に、ブリストル大学 (UK) から土木の工学修士号を取得。国際技術コンサルタント会社であるJacobsGIBBのレディング本社に勤務した後、CERN (欧州原子核研究機構)でスイス/フランス国境にある2つの大規模地下施設建設の現場監督チームに加わりました。また、ロンドンのコンサルタント会社、High-Point Rendel社の港湾部門でも短期間勤務し、様々な海岸工学や港湾工学プロジェクトに携わってきました。

会場: 横浜市西区みなとみらいパシフィコ横浜、横浜国際協力センタ−6F、国連大学高等研究所 (UNU-IAS)

参加登録: 参加登録は無料で、一般公開されます。お問い合わせ先:
UNU-IAS 受付 Tel: 045-221-2300 Email: reception@ias.unu.edu
www.ias.unu.edu/eventsを参照してください。

【登録日】2009.03.26

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