一般財団法人環境イノベーション情報機構
『地域から日本を変える7つのポイント〜日本の環境首都コンテストから〜』
【募集期間】| 2009.02.18〜2009.03.08 日時:2009年3月9日(月) 13時00分〜16時30分(12時30分受付開始)
会場:メルパルク京都 5階 会議室B
主催:財団法人ハイライフ研究所 http://www.hilife.or.jp/
環境首都コンテスト全国ネットワーク http://www.eco-capital.net/
特定非営利活動法人環境市民 http://www.kankyoshimin.org/
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◆開催趣旨
全国13の環境団体で構成する環境首都コンテスト全国ネットワーク(主幹事団体:NPO
法人環境市民)は2001年度より2010年までの予定で「持続可能な地域社会をつくる日本
の環境首都コンテスト」を毎年実施し、参加市区町村の環境施策について、多角的に調
査、研究、提言を行っています。このコンテストの目的は、日本において、自治体が切
磋琢磨しながら、地域から持続可能な社会を創造していくことにあります。コンテスト
での先進的な取り組みは、「先進事例集」として毎年とりまとめ、参加自治体へ情報提
供され、大変好評を博しています。
このたび、財団法人ハイライフ研究所と環境首都コンテスト全国ネットワークは、より
広範な自治体、NPO、研究者等とこの先進事例研究の成果を分かち合うために、より詳細
にかつ判りやすい分析を加えた書籍「環境首都コンテスト
地域から日本を変える7つの提案」(学芸出版社)を出版することにしました。今回、そ
の出版を記念して東京、京都で出版記念セミナーを開催いたします。
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◆開催日時 2009年3月9日(月)13時00分〜16時30分(受付開始:12時30分〜)
◆開催場所 京都会場 メルパルク京都 5階 会議室B
(京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13)
アクセス http://www.mielparque.jp/kyt/kyt01.html
◆定員 90人
◆参加費 無料
◆お問い合せ・申し込み方法
下記まで氏名、連絡先(電話、eメールアドレス)、所属を添えてお申込みください。
特定非営利活動法人 環境市民
〒604-0932 京都市中京区寺町通二条下ル呉波ビル3階
TEL:075-211-3521 FAX:075-211-3531
E-mail:entry@kankyoshimin.org
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◆セミナー内容詳細
■開会あいさつ/財団法人ハイライフ研究所 専務理事 高津春樹
■対談 私たちの社会はどのような変革が必要なのか「持続可能な社会を地域からつく
る」
/京都府立大学 准教授 宗田 好史氏、環境市民 代表理事 すぎ本 育生
■地域から日本を変える7つの提案/環境首都コンテスト全国ネットワーク
■先進事例紹介 日本の自治体の挑戦
(1)「農村力を生かした環境のまちづくり」
/福井県池田町総務政策課政策チーム(企画・観光・交流)参事 溝口 淳氏
福井県池田町は、農業と環境のまちづくりを、自発的な多様なアイデアと住民の力で
すすめています。その取り組みは、都市と農村、日本の食、住民参画など、日本の今後
を考えるためにも重要な示唆に富んでいます。
(2)「職員力をアップ 全庁的改革改善運動がもたらしたもの」
/兵庫県尼崎市 企画財政局行政経営推進室調整課 書記 江上 昇 氏
兵庫県尼崎市では、トップダウンではなく、「現場の職員自らが自分達の課題を見つ
け、解決に取り組む」という成功体験を積み重ねることで、改善的な職員・職場を増や
していく「全庁的改革改善運動」に取り組んでいます。身近な事務改善から数千万円の
収益を挙げた取組まで、その運動の経過をご紹介します。
■元気が湧いてくる 映像による日本の先進事例紹介
◆講演者プロフィール
宗田 好史氏
京都府立大学准教授 工学博士
法政大学工学部建築学科卒業。同大学院を経て、イタリア
ピサ大学・ローマ大学大学院にて都市・地域計画学専攻、歴史的都市保存計画、景観計
画、都市商業政策の研究。歴史都市再生政策の研究で、工学博士(京都大学)。
国際連合職員を経て、1993 年より現職。国際記念物遺産会議委員、東京文化財研究所客
員研究員など。
主な著書に、
『南イタリアの集落』(学芸出版社、1988 年)
『まちづくりの科学』(ぎょうせい、1999 年9 月)
『にぎわいを呼ぶイタリアのまちづくり−歴史的環境と商業政策』(2000 年1 月、学芸
出版社)
『ビジター産業に進路をとれ−日本・都市再生への提言』(2000 年3 月、日刊工業新聞
社)
『都市に自然をとりもどす−市民参加ですすめる環境再生まちづくり』(2000 年5 月、
学芸
出版社)、『京都観光学のススメ』(2005 年4 月、人文書院)など。
すぎ本 育生
環境市民 代表理事
京都大学農学部卒業。1992年に環境問題に取り組む様々な人々、専門家と「環境市民」
を創設。発足以来、事務局責任者であったがNPO法人化に伴い02年3月より代表理事に。
グリーンコンシューマー活動、日本の環境首都コンテスト、自治体や企業との本質的な
パートナーシップなどに取り組む
現在、グリーン購入ネットワーク代表理事、NPO法人「持続可能な開発のための教育の10
年」推進会議理事、NPO法人KES環境機構理事、社会福祉法人大阪ボランティア協会評議
員、京のアジェンダ21フォーラム幹事長代理、山口県立大学非常勤講師。
著書に『グリーンコンシューマー
地球をエコにする買い物のススメ』昭和堂(2006年)、『世界の環境都市を行く』(共
著)岩波ジュニア新書(2002年)、『グリーンコンシューマーになる買い物ガイド』(
企画・共著)小学館(1999年)『地球にやさしい買い物ガイド』(企画・共著)(1994
年)『パートナーシップでつくる環境調和型ライフスタイル』(共著)経済企画庁編
大蔵省(1999年)、など
◆自治体発表者 プロフィール
溝口 淳氏
福井県池田町総務政策課政策チーム(企画・観光・交流)参事
奈良県出身。京都大学経済学部卒業。卒業後に農林水産省に入省し、5年後退職して池田
町役場に就職。現在は、池田町で両親2人と3人暮らしをしながら、役場での仕事に取り
組む毎日。最近、自分たちの田んぼや畑で育てたお米や野菜を食べて生きていけること
のありがたさ(おいしさ)をしみじみとを実感しているという。趣味は運動全般、釣り
。
江上 昇氏
尼崎市 企画財政局行政経営推進室調整課 書記
大阪大学文学部を7年かけて卒業。専攻は演劇学。学生をしながら芸能プロダクションに
所属し、舞台活動を行っていたが、尼崎市が主催する「新人お笑い尼崎大賞」入賞をき
っかけに、市職員へ転身。イベント制作の経歴を買われ、2008年4月から全庁的改革改善
運動を担当する現職へ。
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◆環境首都コンテストとは
環境先進国ドイツで実施された「環境首都コンテスト」をモデルとし、市民(NGO)の
視点からの環境自治体づくり支援およびNGOと自治体さらには自治体間の環境問題に関す
る情報の相互交換の促進を目的とし、2001年から毎年開催されています(〜2010年度ま
で)。エントリーした自治体は総合的な内容の質問票に回答し、環境首都コンテスト全
国ネットワークが採点し、上位自治体を公表、表彰します。このコンテストを通じて継
続的に国内の環境行政のレベルアップと深化を支援していくと同時に、その進捗状況も
評価しています。
◆環境首都コンテスト全国ネットワークとは
「環境首都コンテスト全国ネットワーク」(主幹事団体:環境市民)は、深刻化する
地球環境問題の解決のため、持続可能で豊かな地域社会の実現を自治体とのパートナー
シップで進めたいと考えている多様な環境NGOのネットワーク組織です。2001年度に第1
回日本の環境首都コンテストを実施。以降、毎年開催するとともに、「環境首都をめざ
す自治体
全国フォーラム」の開催など、活動はますます活発化しています。
環境首都コンテスト全国ネットワークのウェブサイト:http://www.eco-capital.net/
◆財団法人ハイライフ研究所と「環境首都コンテスト」
財団法人ハイライフ研究所は「生活者の生活の質の向上の実現を目指し、各種調査研
究を行い、社会の実態把握や課題解決のための提言活動を行うこと」を目的とし平成5
年(株)読売広告社により設立されました。地球=環境調和・省資源型の社会および暮
らしのあり方、人間=少子高齢化社会の姿と暮らしのあり方、社会=地域社会と暮らし
のあり方、価値=21世紀の人間の価値観と行動について4つの領域を中心に公益活動
としての調査研究をしています。
当財団では、このコンテストにより集まった先進事例の情報をより多くの自治体にわ
かりやすく提供するために、2005年度より3年間にわたって、事例のより深い調査、研究
に協力し、その成果を視覚的に理解できるようにDVD教材化してまいりました。このDVD
教材「挑戦
地域から日本を変える」は自治体の職員研修、住民との協働学習に用いられるとともに
、自治体間の新たな交流が生まれるきっかけになるといった効果もあらわれています。
(財)ハイライフ研究所のウェブサイト:http://www.hilife.or.jp/
◆環境市民とは
環境市民は、環境問題に対して多方面から総合的に取り組み、具体的な実践活動を行う
NGOとして多くの実績を重ねてきました。誰もが参加できる気軽さと、行政や企業などへ
の提言もしうる専門性を兼ね備えています。
現在の社会の流れを変え「持続可能で豊かな社会・生活」を実現することをビジョンに
掲げ、五つのミッション(エコシティーを創る、経済をグリーンにする、豊かなライフ
スタイルを創造する、エコロジーな次世代を育む、世界の人々やNGOと協働する)に基づき、地域で実践しながら全国的に活動し、日本の環境活動をリードしています。
環境市民のウェブサイト:http://www.kankyoshimin.org/
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【関連セミナーのご案内】本セミナーは東京でも開催致します。
とき:2009年3月6日(金)午後1:30〜午後5:00
ところ:こだまホール(東京都千代田区神田須田町1-26-3エッサムビル3階)
プログラム:
(1)地域から日本を変える7つの提案/環境市民 代表理事 すぎ本育生
(2)私たちの社会はどのような変革が必要なのか
「持続可能な社会を地域からつくる」/京都大学大学院経済学研究科 教授 植田 和
弘氏
(3)先進事例紹介 日本の自治体の挑戦
「ホタルをシンボルとした地域づくり」/東松山市環境産業部環境保全課 加藤敏
彦氏
「ボランティア・NPO 1%支援制度」/市川市企画部ボランティア・NPO担当 五十
嵐 盛春氏
(4)元気が湧いてくる 映像による日本の先進事例紹介
申込先:(財)ハイライフ研究所まで、連絡先(電話、eメールアドレス)、所属を添え
てお申込みください。
E-mail:info@hilife.or.jp FAX:03-3563-7987
以上
【登録日】2009.02.18