一般財団法人環境イノベーション情報機構
【バイオマスプラスチックセミナー】 平成20年度環境バイオマス総合対策推進事業(関東地域事業)
【募集期間】| 2008.11.01〜2008.12.10 石油資源の枯渇や地球温暖化への懸念が高まるなか、生物由来の資源であるバイオマスから作るバイオマスプラスチックが注目を集めています。技術革新により、現在では耐熱性や耐衝撃性などにおいても優れた製品の開発が進んでおり、今後様々な製品への導入が期待されています。
関東地域は全国一の消費地であり、バイオマスプラスチック製品の普及に向けて高いポテンシャルをもつ地域であると同時に、郊外においては地元企業により、地域資源を活かしたユニークなバイオマスプラスチック製品も開発・販売されています。このように、バイオマス製品の地産地消が成り立つ可能性をもちつつも、商品としての認知度はまだ低く、市場が確立されているとはいえません。
本セミナーでは、「バイオマスプラスチックの需要拡大」をテーマに、地域資源を用いた新製品開発事例や循環利用の可能性など、地域振興にもつながるようなバイオマスプラスチックの技術開発・事業化動向を紹介し、普及拡大に向けた課題や将来展望についてディスカッションを行います。
なお、本セミナーの開催に当たっては、高分子学会グリーンケミストリー研究会・エコマテリアル研究会のご協力をいただいています。
■ 開催概要
1.日 時 平成20年12月10日(水) 13:30〜17:30 / 交流会 17:45〜19:15
2.会 場 日本大学駿河台校舎1号館6F CSTホール
(東京都千代田区神田駿河台1-8-14)
3.アクセス JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅下車 聖橋口改札出口より徒歩3分
■ 内容
○ バイオマスプラスチックを巡る現状と地域での利用可能性
・環境調和型バイオマスプラスチック開発の動向 (北海道大学)木村 俊範氏
・バイオマスプラスチックの地域での循環利用 (九州工業大学)白井 義人氏
○ バイオマスプラスチック生産・利用の最先端
・ 地域資源を活用したバイオマス製品開発 (千葉県資源循環推進課)西野 文智氏
・ 高付加価値バイオプラスチックの製造 (東洋製罐梶j伊藤 卓郎氏
・ スーパーにおけるバイオ・生分解プラ採用事例 (ユニー梶j百瀬 則子氏
○ バイオマスプラスチックは地域活性化に寄与できるか? 〜パネルディスカッション〜
・ コーディネータ: 木村俊範氏(北海道大学)
・ パネリスト: 白井義人氏(九州工業大学)・西野文智氏(千葉県資源循環推進課)
伊藤卓郎氏(東洋製罐梶j ・百瀬則子氏(ユニー梶j
■ 主 催 関東バイオマス発見活用協議会
■ 共 催 高分子学会
■ 後 援 農林水産省関東農政局
■ お申し込み・詳細
本事業ウェブサイトをご覧ください。
http://www.kanto-biomass.com
【登録日】2008.11.18