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イベント情報水俣・千葉展

水俣・千葉展

【カテゴリ】 環境一般 その他(環境一般)

【開催日】2008.12.10 〜2008.12.28

【開催地】千葉県


水俣病事件に関する展覧会の「水俣展」は、1996年東京を皮切りに、これまで全国19カ所で開催され、のべ10万人を超える方々にご覧いただいてきました。このたび、チッソ株式会社の関連企業であるチッソ石油化学五井工場のある千葉県で初めて、水俣展を開催いたします。

■開催概要
会期:2008年12月10日[水]−28日[日]、午前10時−午後8時
会場:千葉県労働者福祉センター(千葉市中央区千葉港4-4)
主催:水俣フォーラム
後援:千葉県・千葉市・千葉県教育委員会・千葉市教育委員会ほか
入場料:前売=一般・大学生1000円、高校生以下600円
    当日=一般・大学生1200円、高校生以下800円
    10枚つづり前売券=一般・大学生8000円、高校生以下5000円
    チケットぴあ、ファミリーマート、サークルK、サンクスで発売

■展示
【メイン展示】
プロローグ:1956年4月、幼い少女を「奇病」が襲った
クロニクル:映像でたどる半世紀
展示1:水俣の自然・豊かな風土
展示2:水俣病とは何か
展示3:水銀はなぜ止まらなかったのか
展示4:被害者は何を求めたのか
展示5:その後の水俣病事件
エピローグ:「彼岸の団欒を垣間みる」石牟礼道子

【患者遺影】
記録映画作家・土本典昭夫妻が1年間水俣に滞在して、800軒の遺族を訪ね収集した遺影474影を空間一面に展示

【実物展示】
水俣病発症量のメチル水銀、水俣湾の海底にあった高濃度の水銀ヘドロ、患者が半年間で服用した薬のカラ、など

【写真展示】
W.ユージン・スミス+アイリーン・M.スミス、桑原史成、塩田武史

【美術展示】
丸木位里・俊「水俣の図」、中村正義「何処へいく」

【語り部コーナー】
水俣病患者をはじめ、支援者・研究者など、主に新潟水俣病事件の当事者ともいうべき方の15分の証言

【展示説明会】
専門の説明員や研修を受けたボランティアが順路に沿って40分ご案内。

【水俣病ブックフェア】
書店ではなかなか手に入らない水俣病の本とDVDなど、130点を販売

【毛髪水銀調査コーナー】
私たちの体は、いまどれくらい水銀に汚染されているかを測定(500円)

■ホールプログラム(開場は開演の30分前。料金は展示会場と同額)

@「私と水俣病」―患者さんのお話から
 12月13日(土) 午後1時30分開場、2時〜4時
 杉本雄(水俣病患者)、竹下景子(女優)

A水俣から差別と経済を考える
 12月14日(日) 午後1時30分開場、2時〜4時
 川本ミヤ子(水俣病患者)、金子勝(経済学・慶応義塾大学教授)

B森達也さんと映画「水俣病−その20年」を見る
 12月16日(火) 午後6時開場、6時30分〜8時30分
 森達也(映画監督・ドキュメンタリー作家)
 土本典昭監督作品(1976年/カラー/16mm/43分)

C水俣から考える−「生きる意味」
 12月20日(土) 午後1時30分開場、2時〜4時
 緒方正人(水俣病患者・漁師)、上田紀行(文化人類学・東京工業大学准教授)

D映画「水俣一揆−一生を問う人びと」を見る
 12月23日(火・祝) 午後1時30分開場、2時〜4時15分
 土本典昭監督作品(1973年/モノクロ/16mm/108分)

E映画「不知火海」を見る
 12月27日(土) 午後1時30分開場、2時〜4時40分
 土本典昭監督作品(1975年/カラー/16mm/153分)

■お問い合わせ
水俣フォーラム
 東京都新宿区高田馬場1-34-12-401
 TEL:03-3208-3051 FAX:03-3208-3052
 千葉連絡先
 TEL:043-279-9566 FAX:043-279-9567

【登録日】2008.11.04

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