一般財団法人環境イノベーション情報機構
中国内蒙古ホルチン砂地における土地荒廃特性のフィールド評価
地域自然情報研究会
「中国内蒙古ホルチン砂地における土地荒廃特性のフィールド評価と
その広域マッピング」
話題提供:宮坂隆文氏(東京大学大学院農学生命科学研究科)
広域に顕在化する砂漠化問題は,不適切な土地利用が広範囲にわたって行われることに起因する.そのため,現行の土地利用形態にもとづく詳細な土地荒廃評価を広域で実施することが求められる.本研究は,中国ホルチン砂地における典型的土地利用タイプをフィールド調査により特定した上で,タイプ別に土
地荒廃の生物物理的特性を明らかにするとともに,GIS・リモートセンシングによって土地利用タイプの広域分布を明示することにより,フィールドで得られた知見の面的拡大を試みた.フィールドでは土地利用のタイプ・年数別に植物群落,土壌特性,作物生産量を調べ,広域解析ではALOS/AVNIR-2およびPRISM画像を用いてオブジェクト指向とデジタル写真測量の手法を組み合わせた土地分類を行った.本発表では,これらの結果を紹介するとともに,今後の土地利用計画策定に向けた研究の展開についても触れたい
会場:東京ボランティア市民活動センター会議室
http://www.tvac.or.jp/page/tvac_access.html
参加費 500円(ただし、 NPO法人地域自然情報ネットワーク会員は無料)
申し込み・問い合わせ先
地域自然情報ネットワーク事務局
gcn-office@geo-eco.net
申し込みの際は名前、所属、 連絡先メールアドレスをお知らせください。
【登録日】2008.11.01