一般財団法人環境イノベーション情報機構
特別メコン談話室:「日メコン友好年」に向けた市民セミナー第2回 水の声〜国際河川セサン・セコン・スレポックの人びとの暮らしと開発〜
特別メコン談話室:「日メコン友好年」に向けた市民セミナー第2回
水の声〜国際河川セサン・セコン・スレポックの人びとの暮らしと開発〜
日時:2008年10月6日(月)18:30〜20:30
話し手:キム・サンハー氏(3S保全ネットワーク(3SPN)コーディネーター、カンボジア)
言語:英語(逐語通訳付き)
場所:上野区民館(地下鉄千代田線「湯島駅」徒歩2分・銀座線「上野広小路駅」徒歩8分・JR「上野駅」徒歩8分)
国際河川メコン河のダム開発の動きが加速しています。その中で国境を越えた漁業資源や環境の破壊、健康や財産を脅かす災害が現実のものとなりつつあります。カンボジア北東部に、「セコン」、「セサン」、「スレポック」と呼ばれる三つの河川が流れています。3河川の上流にはラオスやベトナムが位置し、下流はメコン河の本流に流れこみます。ここでは、多くの先住民族が、水・魚・薬草・森・農業・水運など、3河川のもたらす恵みを受けて長いあいだ生活してきました。この地に今、大規模な開発が急激な速度で外部から持ち込まれ、自然環境や地域共同体を破壊しています。このような状況を改善するため、3河川流域にまたがる住民間ネットワークは独自にダム開発による被害の調査・記録・分析を行っています。今回は現地で住民の活動を支えるカンボジアのNGOのスタッフをお招きしてお話を伺います。
講師紹介
・キム・サンハー(Kim Sangha):3S保全ネットワークコーディネーター:カンボジア、ポーサット州出身。結婚後北東部ラタナキリ州に移り、2001年より現職。
・3S保全ネットワーク(3SPN):「3S」とは、セコン(Sekong)・セサン(Sesan)・スレポック(Srepok)の3河川を表す。3SPNは、先住民族の権利・文化が尊重されつつ、先住民族が開発の悪影響を受けることなく、その恩恵を享受できるよう、先住民族の参加と社会正義の原則に基づく開発のあり方を目指す住民間のネットワーク。
【場所】上野区民館 301集会室
〒 110-0005 台東区池之端1-1-12
(地下鉄千代田線「湯島駅」徒歩2分・銀座線「上野広小路駅」徒歩8分・JR「上野駅」徒歩8分)
地図:https://www.taitocity.net/gakusyu/sy01042.asp?LoginId=&Clvl=&gFunc=0&ShisetsuNo=23&StartID=sy50001&PurposeCode=&FromID=SY01042.asp
参加費:無料
参加申込:資料の用意などがありますので、事前にご連絡下さい。お申込みの際には、お名前、ご所属、緊急連絡先をお伝えください。定員30名(先着順)。定員を超えた場合には、こちらからお断りの連絡をさせていただきます。
申し込み・問い合わせ:(特活)メコン・ウォッチ(担当:木口・木村)
Tel: 03-3832-5034 Fax: 03-3832-5039
Eメール: event@mekongwatch.org
【登録日】2008.09.22