一般財団法人環境イノベーション情報機構
北いわてのスローツアー「バッタリー村の山村の技を未来へ伝える」10/4-5
北いわてのスローツアー
10月4日(土)〜5日(日)1泊2日
「山村で心豊かに暮らす仕事編」
〜バッタリー村&大野木工を訪ねる〜
山村資源を活かした持続可能な暮しと仕事
〜森林資源を活かしたコミュニティビジネスのヒントを探る〜
〜半農半Xの暮し方に出会う〜
▼バッタリー村
山村の自然と共生してきた伝統的な手仕事
▼大野木工
森林を活かしたコミュニティ・ビジネスの先がけ
▼森と風のがっこう
自然エネルギー、パーマカルチャーによる暮しの再編集
これからの私たちの暮らしに本当に必要な仕事って何でしょうか?北いわてには、心豊かに暮らすフツーの人々がたくさんいます。それを支える要素の一つに山村の地域に根付いた様々な仕事があります。今回のツアーでは、そんな暮し方、働き方を見つめていきます。
山村の自然資源を様々な生活道具にしてきた技を再現するバッタリー村。10年以上前から地元の森林資源・人材をコミュニティビジネスに結びつけてきた大野木工。自然エネルギーやパーマカルチャーを取り入れた循環型の暮しの再編集を続ける森と風のがっこう。
この3つの取り組みから、持続可能な暮し方に必要な森林を活かしたコミュニティビジネスのヒントを探ります。過去から現在までつながりを見つめ、その先にある持続可能な暮し方、働き方を描いていきます。
●日程案
▼1日目 10月4日(土)
1300 森と風のがっこう集合、オリエンテーション
午後 移動(森と風のがっこう〜バッタリー村)
バッタリー村の歩み、見学【木藤古氏】
ものづくり体験(木の皮細工)
夜 夕仕事(夕食作り、五右衛門風呂沸かし)
夕食
夜学「森と風のがっこうの歩み」
(大好きを仕事にする生き方、暮し方)
▼2日目 10月5日(日)
朝 食事づくり、朝食
午前 移動(バッタリー村〜大野木工)
大野木工見学
移動(大野〜森と風のがっこう)
昼 昼食
午後 森風施設見学(地域資源を活かした循環型の生活)
まとめ(半農半Xの暮し方を考える)
1430 解散
●開催要項
▼対象 16歳以上 定員20名(中学生未満は保護者同伴で)
▼集合場所 森と風のがっこう(送迎有り)
※最寄りの駅 東北新幹線 いわて沼宮内
▼費用
15,000円(食費、宿泊費、保険代等含む)
学割 8,000円(但し要労働提供)
●バッタリー村(久慈市・旧山形村)とは
1985年、まだNPOという言葉も使われていない時代に、木藤古夫妻がバッタリー憲章を提唱して開村。バッタリーとは、沢の水流を利用して雑穀の精白を行うためかつて使った設備のこと。都会の後追いではなく、独自の山村文化をひらいていく象徴として名づけた。 広大な敷地には、炭焼き窯、五右衛門風呂、豆腐づくり工房、厩、宿泊棟、民具の創作工房など、どれも手作りの施設が点在する。まるで自然王国のような暮しのテーマパーク。夫妻を慕って全国から訪れる学生や社会人ファンも多い。
●大野木工(洋野町・旧大野村)とは
旧大野村では、ヤマセの影響もあり、かつては出稼ぎに頼らざる得なかった。そこで、「一人一芸の村づくり」が提唱され、地域の森林資源、出稼ぎ大工の技を活かした大野木工が誕生した。 大野木工が全国的に知られるようになった理由として、木工食器を学校給食器として導入したことが挙げられる。木工食器を通して、子どもたちの食育や情操教育など、豊かな暮らし作りにも大きく貢献をした。現在、大野木工では幼児給食器の開発も行い、県内のみならず、全国で大野木工の食器は使われている。
●北いわてのスローツアーとは
4年目となる、スローツアー。これまで、都市と山村の人々が出会う中から、持続可能な社会を築いていく上で私たちに本当に必要なものは何なのかということを見つめてきました。
2008年は、新たなテーマを加えながら、よりディープな北いわてを掘り起こしていきます。
〈ツアー今後の予定〉
▼11/1〜3「山根六郷で心豊かに暮らす人々に出会う」
(山村で暮らす人々に出会う。水車まつりで郷土食をいただく)
▼2009/2/7-8「地域貢献ツアー」
(雪かき、農家の手伝い等)
▼2009/3/20-22「独立自主の垂柳集落」
(地域を守ってきたおばあちゃんたちに出会う)
●申し込み・問い合せ先
NPO法人岩手子ども環境研究所(森と風のがっこう)
担当:黍原(きびはら)
028-5403岩手県岩手郡葛巻町江刈42-17
TEL&FAX.0195-66-0646
http://www5d.biglobe.ne.jp/~morikaze/
morikaze@mvb.biglobe.ne.jp
【登録日】2008.09.01