一般財団法人環境イノベーション情報機構
北いわてのスローツアー「縄文生活体験編」9/20-21

今回は、親子でも楽しめる内容となっています。
竪穴式住居に泊り、縄文の人々の暮しを体験しながら、これから先私たちが必要とするエコロジカルな暮し方を見つめていきます。
(転送、転載歓迎)
--------以下、スローツアー縄文編案内--------
なつかしい未来・北いわてのスローツアー
●9月20日(土)〜21日(日)1泊2日
「縄文生活体験編」
エコロジカルな暮しのヒントは縄文にあり
縄文の人々の暮しを体験
・草屋根の竪穴式住居に泊る
・縄文式土器でたき火料理
・植物から繊維を取って布を編む
なぜ今縄文なのか?そこには、未来の持続可能な暮し方へのヒントがつまっているからです。
持続可能な暮し方は何も新しいものばかりではありません。縄文の人々は、草屋根の竪穴式住居をつくり夏涼しく冬温かく過ごし、周りの植物から繊維を取り布を編み衣服をつくり、森を活かし木の実や漆を収穫し、周りの自然の恵みを活かしながら暮らしてきました。縄文の人々の暮しには、今の私たちが必要としている技や智恵が詰まっています。その暮しは、遠い過去のことのようですが、その技や智恵は脈々と北いわての山村の暮しに今も息づいています。
今回のスローツアーでは、御所野縄文公園を訪ね、縄文と現在の暮しのつながりを見つめていくことで、その先にある持続可能な未来の暮しとはいったいどんなものなのかを考えていきます。
●開催要項
▼対象 16歳以上 定員20名(中学生未満は保護者同伴で)
▼集合場所 森と風のがっこう(送迎有り)
※最寄りの駅 東北新幹線 いわて沼宮内
▼費用
15,000円(食費、宿泊費、保険代等含む)
小中学生 5,000円 (小学生未満は、食費等実費程度。要相談)
学割 5,000円(但し要労働提供)
●日程案
▼1日目 9月20日(土)
午後 森と風のがっこう集合、オリエンテーション
移動(森と風のがっこう〜御所野縄文公園)
御所野縄文公園到着
縄文生活体験1(植物から繊維を採取、アンギン編みの準備)
御所野縄文公園見学(ボランティアガイドの方の案内で)
火おこし体験
食事づくり(縄文式土器を使って、竪穴式住居の囲炉裏で)
夜 夕食、竪穴式住居宿泊
▼2日目 9月21日(日)
朝 縄文の森散策(縄文時代の森を再現)
午前 縄文生活体験2(植物の繊維で布を編む)
移動(御所野縄文公園〜森と風のがっこう)
森と風のがっこうの施設見学
(地域資源を活かしたエコロジカルな暮し)
昼 昼食、まとめ
14:30 解散
●御所野縄文遺跡とは
一戸町にある縄文時代中期後半の集落遺跡で、6万5千m2にもおよぶ広大な大地のほぼ全面に600棟以上の竪穴住居跡が見つかっている。縄文博物館を併置した遺跡公園として縄文時代の社会構造を知るうえで貴重な遺跡として保存・活用している。縄文の道具を使った竪穴住居再現や焼失住居跡を検証するための竪穴住居の焼失実験等ユニークな活動を行う。
●北いわてのスローツアーとは
4年目となる、スローツアー。これまで、都市と山村の人々が出会う中から、持続可能な社会を築いていく上で私たちに本当に必要なものは何なのかということを見つめてきました。
2008年後半は、「縄文」とという新たなテーマを加えながら、よりディープな北いわてを掘り起こしていきます。
〈ツアー今後の予定〉
▼10月4日(土)〜5日(日)
バッタリー村の山村の技を未来へ伝える
▼11月1日(土)〜3日(月・祝)
山根六郷で心豊かに暮らす人々に出会う
●申し込み・問い合せ先
NPO法人岩手子ども環境研究所(森と風のがっこう)
担当:黍原(きびはら)
028-5403岩手県岩手郡葛巻町江刈42-17
TEL&FAX.0195-66-0646
http://www5d.biglobe.ne.jp/~morikaze/
morikaze@mvb.biglobe.ne.jp
【登録日】2008.09.01