一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境問題講演会「洞爺湖からCOP15へ−温暖化政策の最前線−」
【募集期間】| 2008.08.20〜2008.10.22 『2050年に世界の温室効果ガス排出量を半減させる』
1〜2年前には誰もが半信半疑であったことが今や常識になり、温暖化への世界的な認識は劇的に変わりつつあります。温暖化対策は科学、政治、市民の意識のすべてを変える50年に一度のパラダイム変化でもありますが、今のところ、温室効果ガスの排出は伸び続けていて、一向に減りそうにありません。しかし、これからはこのギャップを埋める「政策競争の時代」に入ります。議論の一応の終着点である2009年末のCOP15に向けて、将来の地球環境の管理方法の主導権を握る戦いが展開されることになります。そこでは、技術、仕組み、金融が重要なカギになると同時に、欧州は米国を、米国は中国の動静に注視しているように、他の国の動向は自国の政策決定のための重要な要因になります。
では、実際に世界各国はどのような戦略で温暖化に挑もうとしているのでしょうか。そして、日本は「乾いたぞうきん」といった国内的な言い分から脱却できるのでしょうか。
本講座は、今回の洞爺湖サミットを含め、地球温暖化に関する国際交渉の場を20年以上取材し続けてきた新聞記者をお招きして開講します。
総務部、環境対策関連部署の皆様を始めとして、多数の方々のご参加を期待いたします。
【登録日】2008.08.26