一般財団法人環境イノベーション情報機構
生活用品中の有害化学物質 次世代のために知っておくべきこと
私たちが日常的に使っている消費者製品の中には、欧米において使用禁止や厳しい規制が議論されている幾つもの危険な化学物質が含まれていることをご存知でしょうか。一般市民を対象にした血液検査によって、それら化学物質が知らない間に体内に忍び込んでいることがわかってきました。何よりも気がかりなのは、胎盤を経由して大切な胎児までも汚染されていることです。
健康影響との因果関係が科学的に証明され、実際に禁止などの規制が実施されるまでには、長い年月を要するのが常です。現在の日本の化学物質管理制度は「予防原則」を基本に据えておらず、国民は国が動くまで何もせず待てと言うことになります。私たち市民はそれでよいのでしょうか。
欧米には”Better safe than sorry” （後悔するより、安全策を）という言葉があります。自ら積極的に情報を得て、自分や家族を少しでも有害化学物質から守りましょう。そこで、この度英国で消費者製品の有害化学物質問題を警告した「The Toxic Consumer」(有害化学物質の消費者)の著者、エリザベスS.グリーンさんをお招きし講演会を開催します。日常生活にひそむ有害化学物質について考えるまたとない機会です。昼間お勤めの方も参加できるよう夕方の部も設けました、ぜひご参加ください。
【日時】9月18日(木) 午後の部14:00〜16:30／夕方の部18:30〜21:00 （いずれも同一の内容）
【場所】エルおおさか（大阪府立労働センター）、文化プラザ＜〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14 TEL：06-6942-0001＞
【主催】（財）世界自然保護基金ジャパン／環境監視研究所
【講演】「消費者製品中の有害化学物質：次世代のために知っておくべきこと」（逐語通訳） エリザベス・ソルター・グリーン（英国NGO、ChemTrust事務局長）【申込】事前申込不要、定員70名。 資料代 500円
【問合せ】e-mail bsafetsorry@gmail.com 電話：環境監視研究所（中地）06-6574-8002／WWFジャパン（村田）03-3769-1713
【登録日】2008.08.25