一般財団法人環境イノベーション情報機構
〜サハリンII石油・ガス開発現地視察報告〜
【募集期間】| 2008.06.25〜2008.07.16
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◆◆ 資源開発の環境社会配慮 ◆◆
〜サハリンII石油・ガス開発現地視察報告〜
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北海道より北42kmに位置するサハリンでは現在、サハリンI〜サハリン\まで、
石油・天然ガス開発が計画されています。そのうち、現在稼動しているIとIIに、
日本は投融資、開発、購入のいずれにも深く関与しています。
日本の国際協力銀行(JBIC)はサハリンII第一期工事に1億1600万ドルの融資
を行い、2003年より第二期工事への融資検討を行ってきましたが、今年6月16日、
ついに市中銀行と共に、サハリンIIの事業主体であるサハリンエナジー社と、総
額53億ドルの融資契約に調印したと発表しました。
しかしながら、これまでサハリンIIでは、パイプライン工事中の環境破壊、
油流出対策、絶滅危惧種の野生生物への影響、先住民族の生計手段喪失等の社会
影響が指摘されており、未解決の問題も残されています。
FoE Japanは5月末〜6月初旬まで、パイプライン建設現場を訪れ、事業者による
環境への配慮を欠いた工事の現状を目の当たりにしました。現場の最新の写真な
どを見ていただきながら、日本が深く関わっている開発事業の環境社会配慮につ
いて一緒に考えてみませんか。
サハリンII石油・天然ガス開発事業についての詳細はこちらをご覧下さい:
http://www.foejapan.org/aid/jbic02/sakhalin/index.html
● 日 時:2008年7月17日(木)18:30〜20:30
● 場 所:環境パートナーシップオフィス会議室
(地図) http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html
● 主催:国際環境NGO FoE Japan
● 参加費:一般 300円 / FoEサポーター 無料
● 定員:60名
● お申し込み・お問合わせ
FoE Japan (担当:渡辺)
E-mail : watanabe@foejapan.org
TEL : 03-6907-7217
FAX : 03-6907-7219
■サハリンIIとは■
ロシアのガスプロム、英・蘭ロイヤル・ダッチ・シェル、日本の三井物産、
三菱商事が出資するサハリンエナジー社が事業主体。1999年から夏季の原油出荷
を行っており、2008年初頃から通年生産を目指す。建設完了後は日量約15万
バレルの原油と年間960万トンの液化天然ガス(LNG)を生産する予定で、
主な出荷先は日本。
【登録日】2008.06.25